「赤ちゃんが泣くたびに、おっぱいが足りていないのでは…」
「母乳がちゃんと出ているのか分からない」
「ミルクを足した方がいいの?」
「授乳回数や授乳時間はこれで合っているのかな?」
母乳育児をしていると、このような不安を感じるママは少なくありません。特に初めての育児では、赤ちゃんが泣くたびに「母乳が足りないのでは?」と心配になってしまうこともあるでしょう。
しかし実際には、赤ちゃんが泣く理由はお腹が空いていることだけではありません。眠い、抱っこしてほしい、おむつが気持ち悪い、暑い・寒いなど、さまざまな理由があります。そのため、「よく泣く=母乳不足」とは言い切れないのです。
母乳が足りているかどうかを判断するには、体重の増え方やおしっこ・うんちの回数、授乳後の赤ちゃんの様子などを総合的に確認することが大切です。また、母乳量を増やす方法や混合育児の進め方を知っておくことで、不安を軽減できることも少なくありません。
この記事では、助産師として多くのママと赤ちゃんに関わってきた経験をもとに、
- 母乳が足りている・足りていないサイン
- 母乳が出にくい原因
- 母乳量を増やす方法
- 混合育児の進め方
- 赤ちゃんの体重や授乳回数・授乳時間の目安
- よくある質問や相談先
まで、母乳育児で知っておきたいことを一つの記事にまとめました。
「母乳育児、これで大丈夫かな?」という不安を安心へ変えられるよう、助産師の視点から分かりやすく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
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母乳が足りてるサイン(月齢別)

母乳が足りているかどうかを知るためには、「どれくらい飲んだか」よりも「赤ちゃんが順調に育っているか」を見ることが大切です。
母乳はミルクと違って飲んだ量を目で確認できないため、不安になってしまう方は少なくありません。しかし、助産師は授乳の様子だけで判断するのではなく、赤ちゃんの体重の増え方や排泄の回数、授乳後の様子などを総合的に確認しています。
また、赤ちゃんは月齢とともに授乳の仕方や飲む量、生活リズムが変化するため、「足りているサイン」も少しずつ変わっていきます。
ここでは、月齢ごとに確認したいポイントを詳しく見ていきましょう。
新生児(0〜1か月)の足りてるサイン
生後1か月頃までは、赤ちゃんもママも授乳に慣れていない時期です。赤ちゃんが頻繁に泣いたり、授乳回数が多かったりすると、「母乳が足りていないのでは?」と不安になる方も多いでしょう。
しかし、新生児は胃がまだ小さく、一度にたくさん飲めないため、何度も授乳を繰り返すことが正常です。授乳回数だけで母乳不足と判断することはできません。
母乳が十分に足りているかどうかは、次のようなポイントを総合的に確認しましょう。
授乳回数
新生児では、1日に8〜12回程度の授乳が一般的です。
赤ちゃんが欲しがるタイミングで授乳する「欲しがるだけ授乳」が基本で、授乳間隔が毎回きっちり同じである必要はありません。
おしっこの回数
母乳が足りている赤ちゃんは、1日に6回以上しっかりおしっこが出ていることが目安です。
おしっこの色は薄い黄色〜無色に近く、おむつがしっかり濡れている状態なら十分な水分が摂れている可能性が高いでしょう。
うんちの回数
新生児期は1日に数回〜10回程度うんちが出る赤ちゃんも珍しくありません。
回数には個人差がありますが、黄色〜黄緑色で柔らかいうんちが出ている場合は、母乳をしっかり飲めている目安の一つになります。
肌色が良く元気がある
母乳が十分飲めている赤ちゃんは、
- 顔色が良い
- 唇が乾いていない
- 肌につやがある
- 手足が温かい
など、全身状態が良好です。
起きている時間に元気がある
新生児は眠っている時間が長いものの、起きているときには
- 手足をよく動かす
- 泣く力がある
- おっぱいを探すような動きをする
など、活発な様子が見られます。
体重が順調に増えている
母乳が足りているかどうかを判断するうえで、最も信頼できる指標が体重の増え方です。毎日の体重に一喜一憂するのではなく、一定期間で順調に増えているかを確認しましょう。
生理的体重減少のあと、出生体重まで戻り、その後も順調に増えていれば、母乳は十分足りていると考えられます。
助産師からのポイント
新生児は泣くことが多く、「母乳が足りないのでは?」と心配になりやすい時期です。しかし、排泄の回数や体重が順調であれば、十分飲めていることがほとんどです。授乳回数や泣く回数だけで判断せず、赤ちゃん全体の様子を見ることが大切です。
1〜3か月の足りてるサイン
生後1〜3か月になると、赤ちゃんは授乳に慣れ、飲み方が上手になってきます。そのため、新生児の頃とは授乳の様子が変わってくることがあります。
「前より授乳時間が短くなった」「以前ほど長く吸わなくなった」と感じても、成長による変化である場合が多いため、過度に心配する必要はありません。
飲むのが上手になる
吸う力が強くなり、一度に飲める母乳量も増えてきます。
以前より短時間でしっかり飲めるようになる赤ちゃんも多く見られます。
授乳時間が短くなる
新生児では20〜30分ほどかかっていた授乳も、10〜15分程度で満足する赤ちゃんが増えてきます。
授乳時間が短くなっただけで「母乳が出なくなった」と考える必要はありません。
夜にまとまって眠る子もいる
個人差はありますが、夜に4〜6時間程度続けて眠る赤ちゃんもいます。
夜間授乳の回数が減ることがありますが、体重が順調に増え、日中によく飲めていれば問題ないことがほとんどです。
3〜6か月の足りてるサイン
3〜6か月頃になると、赤ちゃんの興味が周囲へ広がり、授乳の様子にも変化が見られます。
授乳時間がさらに短くなったり、途中で周りを見たりすることも珍しくありません。
周囲が気になって遊び飲みをする
音や人の声、おもちゃなどに興味を示し、おっぱいを飲みながら途中で顔を上げたり、周囲を見回したりすることがあります。
これは成長の一つであり、母乳不足とは限りません。
短時間でも効率よく飲める
吸う力がさらに発達するため、5〜10分ほどで十分な量を飲める赤ちゃんもいます。
授乳時間よりも、
- 体重が増えている
- 排泄が順調
- 機嫌が良い
ことを確認する方が大切です。

体重増加の目安
母乳が足りているかを判断するうえで、最も参考になるのが体重の増え方です。
以下は一般的な目安です。
| 月齢 | 1日あたりの体重増加の目安 |
|---|---|
| 0〜3か月 | 約25〜30g |
| 3〜6か月 | 約15〜20g |
赤ちゃんによって個人差があるため、一時的な増減だけで判断するのではなく、成長曲線に沿って増えているかを確認することが大切です。
👉 詳しい体重増加の考え方や測定方法は、「母乳が足りているサイン」に関する記事で詳しく解説しています。

おしっこ・うんちの回数
排泄は、母乳が十分に飲めているかを確認する大切なサインです。

母乳育児では、成長に伴ってうんちの回数が減る赤ちゃんもいます。数日出なくても、機嫌が良く、お腹が張っておらず、柔らかいうんちが出ていれば心配ない場合もあります。
授乳後の様子(満足しているか)
授乳後の赤ちゃんの様子からも、母乳が十分飲めているかをある程度判断できます。満足そうな表情やリラックスした様子が見られれば、母乳が足りている可能性が高いでしょう。
次のような様子が見られれば、十分に飲めている可能性が高いでしょう。
- 自然に乳首を離す
- 表情が穏やかで満足そうにしている
- 手をぎゅっと握っていた状態から自然に開く
- 全身の力が抜けてリラックスしている
- そのまま眠る、または機嫌よく過ごしている
一方で、授乳後すぐに泣いたとしても、それだけで母乳不足とは判断できません。眠い、抱っこしてほしい、げっぷが出ないなど、授乳以外の理由で泣いていることも多いため、赤ちゃん全体の様子を見ながら判断することが大切です。
母乳が足りていないサイン(よくある誤解も)
「赤ちゃんがよく泣く」「授乳時間が短い」「おっぱいが張らなくなった」などの理由で、「母乳が足りていないのでは?」と不安になるママは少なくありません。
しかし、これらは必ずしも母乳不足を意味するわけではありません。赤ちゃんの成長や授乳に慣れてきたことによる変化である場合も多く、誤解されやすいポイントです。
一方で、本当に母乳が足りていない場合には、体重の増え方やおしっこの回数、赤ちゃんの元気さなどに変化が現れることがあります。
まずは、「心配しすぎなくてもよいサイン」と「早めに相談した方がよいサイン」の違いを確認してみましょう。
| 「足りないかも?」と思いやすいサイン | 本当に注意したいサイン |
|---|---|
| よく泣く | 体重が増えない |
| 授乳時間が短い | おしっこが1日6回未満 |
| おっぱいが張らない | 元気がなく授乳する力が弱い |
| すぐ欲しがる | 口や唇が乾いている |
| 夜によく起きる | ぐったりしている |
泣く=母乳が足りていないとは限らない
赤ちゃんが泣くからといって、必ずしも母乳が足りていないわけではありません。
実際には、お腹が空いている以外にも様々な理由で泣いています。
特に新生児から生後3か月頃までは、泣くことが赤ちゃんにとって大切なコミュニケーション手段です。「よく泣く=母乳不足」と決めつけるのではなく、赤ちゃんの様子を総合的に見て判断することが大切です。
赤ちゃんが泣く主な理由には、次のようなものがあります。

また、生後2〜3週間頃や1〜3か月頃には、【成長に伴って一時的に授乳回数が増える「頻回授乳(グローススパート)」】が見られることがあります。この時期は、何度もおっぱいを欲しがるため、「母乳が足りなくなったのでは?」と心配になるお母さんも少なくありません。
しかし、これは赤ちゃんが成長するために必要な自然な変化であり、多くの場合、母乳不足が原因ではありません。赤ちゃんがおっぱいを吸う回数が増えることで母乳の分泌も促され、数日から1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。
助産師からのポイント
「泣く=母乳不足」と考えてすぐにミルクを足してしまう前に、まずは赤ちゃんの体重の増え方やおしっこ・うんちの回数、授乳後の様子を確認してみましょう。これらが順調であれば、母乳は足りていることが多くあります。不安なときは、一人で判断せず助産師や母乳外来に相談することをおすすめします。
授乳時間が短くなったけれど、母乳が足りなくなったのでは?と心配される方もいますが、これも必ずしも母乳不足とは限りません。次で詳しく見ていきましょう。
授乳時間が短い=母乳が足りていないとは限らない
赤ちゃんが成長すると、おっぱいを飲む力が強くなり、短時間でも効率よく母乳を飲めるようになるためです。
特に生後1〜3か月頃になると、授乳に慣れて吸う力が発達し、新生児の頃は20〜30分かかっていた授乳が、10〜15分程度で終わる赤ちゃんも少なくありません。さらに、生後3〜6か月頃には、片方のおっぱいを5〜10分ほど飲むだけで満足することもあります。
そのため、授乳時間だけで母乳が足りているかどうかを判断することはできません。大切なのは、授乳時間ではなく、赤ちゃんが十分に母乳を飲めているサインが見られるかどうかです。
授乳時間が短くても、次のような様子が見られる場合は、母乳が足りている可能性が高いでしょう。
| チェックポイント | 確認したい様子 |
|---|---|
| 体重 | 月齢に応じて順調に増えている |
| おしっこ | 1日6回以上しっかり出ている |
| 授乳後 | 自然に乳首を離し、満足そうにしている |
| 機嫌 | 起きている時間は元気に過ごしている |
| 発育 | 月齢に応じた成長や発達が見られる |
一方で、授乳時間が極端に短いうえに、体重が増えない、おしっこが少ない、授乳後もすぐに欲しがる状態が続く場合には、十分な量を飲めていない可能性もあります。授乳姿勢や乳首のくわえ方(ラッチオン)が浅いと、短時間で疲れてしまい、必要な量を飲めないこともあるため注意が必要です。
また、赤ちゃんは眠気が強いと途中で寝てしまい、十分に飲めていないこともあります。その場合は、おむつを替えたり、足の裏をやさしく刺激したりして目を覚まし、再び授乳してみましょう。
助産師からのポイント
「〇分飲ませれば安心」という決まりはありません。赤ちゃんによって飲むスピードや必要な授乳時間は異なります。授乳時間だけにとらわれず、体重の増え方や排泄の回数、授乳後の様子を総合的に確認することが大切です。
「授乳時間が短い」「よく泣く」といった理由だけでは母乳不足とは判断できません。では、本当に母乳が足りていない場合には、どのようなサインが現れるのでしょうか。次で詳しく解説します。
本当に足りてない時の特徴
母乳が本当に足りていない場合は、「泣く」や「授乳時間が短い」といった一つのサインだけではなく、いくつかの変化が同時に見られることが多いです。
ママが不安になる気持ちは自然なことですが、一つの様子だけで判断すると、必要のないミルクを足してしまったり、反対に受診が遅れたりすることがあります。
まずは次のチェックリストを確認してみましょう。
母乳不足のチェックリスト

一方で、
- よく泣く
- 頻繁におっぱいを欲しがる
- 夜中に何度も起きる
- おっぱいが張らなくなった
だけでは、母乳不足とは判断できません。
赤ちゃんは眠い、甘えたい、暑い、寒い、抱っこしてほしいなど、さまざまな理由で泣きます。また、おっぱいが張らなくなるのは母乳分泌が安定してきたサインであることも少なくありません。
助産師からのポイント
一つのサインだけではなく、「体重」「排泄」「授乳後の様子」をセットで確認することが、母乳が足りているかを判断する一番確実な方法です。
体重増加が少ない場合
母乳が足りているかどうかを判断するうえで、最も信頼できる目安は赤ちゃんの体重増加です。赤ちゃんは毎日同じように体重が増えるわけではないため、1日単位ではなく、1〜2週間ほどの経過で確認することが大切です。
母乳育児では、「母乳がどれくらい飲めているのか見えない」ことから不安になりやすいですが、赤ちゃんの体重が月齢に応じて順調に増えていれば、母乳は十分足りている可能性が高いと考えられます。
一方で、体重増加が目安より少ない場合は、母乳量だけでなく授乳方法や赤ちゃんの体調など、さまざまな原因が関係していることがあります。
体重増加が少ないときに考えられる原因

体重を確認するときは、毎日の数字に一喜一憂する必要はありません。授乳前後で多少変動することもあるため、同じ時間帯・同じ条件で週に1回程度測定すると、成長の様子が分かりやすくなります。
また、体重が少し目安より少ないからといって、すぐに母乳不足とは限りません。機嫌が良く、おしっこやうんちがしっかり出ている場合は、その赤ちゃんのペースで成長していることもあります。
一方で、
- 体重がほとんど増えていない
- 体重が減ってきた
- おしっこも少ない
- 元気がなく授乳する力も弱い
といった場合は、早めに小児科や助産師へ相談しましょう。
助産師からのポイント
ご家庭では「どれくらい飲めたか」を気にするよりも、「赤ちゃんが順調に育っているか」を確認することが大切です。体重増加は母乳が足りているかを判断する最も信頼できる指標なので、心配なときは一人で悩まず、母乳外来や乳児健診で体重を確認してもらうことをおすすめします。
💡 詳しい体重増加の目安や、自宅での体重測定のポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

おしっこの回数が少ない場合
おしっこの回数や量は、赤ちゃんが十分な母乳や水分を摂れているかを知るための大切なサインです。
一般的には、母乳が足りている赤ちゃんでは1日に6回以上しっかりおしっこが出ていることが目安になります。
次のような様子が見られる場合は、母乳不足や脱水の可能性も考えられます。
| 気になるサイン | 確認したいポイント |
| おしっこの回数 | 1日6回未満 |
| 尿の色 | 濃い黄色やオレンジ色 |
| おむつ | 長時間交換してもあまり濡れていない |
| 赤ちゃんの様子 | 元気がない、口の中が乾いている、ぐったりしている |
ただし、汗をたくさんかく季節や、個人差によって一時的に回数が少なくなることもあります。
おしっこの回数だけで判断するのではなく、体重の増え方や授乳後の様子も合わせて確認しましょう。
助産師からのポイント
「いつもよりおしっこが少ない」「元気がない」「母乳を飲む力が弱い」と感じたときは、様子を見過ぎず、早めに医療機関や助産師へ相談してください。赤ちゃんは脱水が進みやすいため、早めの対応が安心につながります。
母乳が出てないサイン(出始めが遅い場合も含む)
「おっぱいが張らないから、母乳が出ていない気がする…」
「搾乳しても数滴しか出ない…」
「産後数日経つのに母乳が増えない…」
このような不安を感じるお母さんは少なくありません。
しかし、おっぱいが張らないことや、搾乳で出る量だけでは母乳が出ていないとは判断できません。母乳はお母さんの体調やホルモンの働き、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって少しずつ増えていきます。また、母乳の出始めには個人差があり、産後すぐにたくさん出る方もいれば、数日から1~2週間かけて安定する方もいます。
ここでは、「母乳が出ていない」と感じやすい原因や、本当に注意したいサイン、母乳分泌を促すポイントについて助産師の視点から分かりやすく解説します。
張らない=出てないではない
おっぱいが張らなくても、母乳がしっかり出ているママはたくさんいます。「張らなくなった=母乳が止まった」と心配する必要はありません。
産後数日は母乳が急激に作られるため、おっぱいがパンパンに張ることがあります。しかし、授乳が軌道に乗ると、ママの体は赤ちゃんが飲む量に合わせて母乳を作るようになります。これを「差し乳」と呼び、おっぱいが以前ほど張らなくなる方も少なくありません。赤ちゃんに吸われると湧き出るイメージです。
このような場合は母乳が足りている可能性が高いです
- 赤ちゃんの体重が順調に増えている
- おしっこが1日6回以上出ている
- 授乳後は満足そうな表情をしている
- 赤ちゃんの機嫌が良く元気に過ごしている
助産師からのポイント
おっぱいの張り具合は母乳量の目安にはなりません。「張るかどうか」よりも、赤ちゃんが順調に成長しているかを確認することが大切です。

おっぱいが張らない、出ないと悩むときは、『母乳を増やしたいときの対処法』の記事をどうぞ。単に分泌が遅れているだけかもしれません。

母乳っていつから出るの?どうしたらいいの?っていう場合は、『母乳の出し方』の記事をどうぞ。

搾乳しても出ない時の原因
搾乳で母乳が出にくくても、赤ちゃんはしっかり飲めていることがあります。搾乳量だけで母乳量を判断することはできません。
赤ちゃんはママの乳房にぴったり合った吸い方ができるため、搾乳器や手搾りよりも効率よく母乳を飲めることが多くあります。また、緊張や疲れ、睡眠不足などでも母乳は出にくくなることがあります。
勘違いしやすいポイント:搾乳って始めて1分くらいは出なくて普通です。ポターっと出る程度。数分間、刺激を続けると出始めます。
搾乳しても出にくい主な原因
- 赤ちゃんの方が上手に吸えている
- 搾乳するタイミングが合っていない
- 緊張やストレスで母乳射出反射が起こりにくい
- 搾乳器のサイズや使い方が合っていない
- まだ母乳分泌が安定していない
助産師からのポイント
「搾乳で20mLしか出なかったから母乳不足」とは限りません。赤ちゃんが体重を増やし、おしっこもしっかり出ていれば、必要な量を飲めていることも多くあります。
母乳を増やすための搾乳の方法、時期など詳しく知りたい方は【母乳を増やす搾乳~搾乳機の選び方】の記事をご覧ください。

夜間授乳の重要性
母乳を増やしたいときは、夜間授乳を続けることがとても大切です。
母乳を作る「プロラクチン」というホルモンは、夜間から明け方にかけて多く分泌されるといわれています。そのため、夜間に赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激があることで、母乳分泌が促されやすくなります。
「夜はミルクだけにしようかな」と考えるママもいますが、母乳育児を続けたい場合は、できる範囲で夜間授乳を続けることをおすすめします。
もちろん、ママの体調や休息も大切です。疲れが強いときは、家族に協力してもらったり、昼間に休息を取ったりしながら無理なく続けましょう。
助産師からのポイント
母乳育児は「ママが頑張り続けること」が大切なのではなく、「続けられる方法を見つけること」が大切です。無理をしすぎると、かえって母乳分泌に影響することもあります。
産後のホルモン変化
母乳は、ママの意思だけで出るものではなく、ホルモンの働きによって作られています。
出産後、胎盤が体外へ出ると女性ホルモンが急激に減少し、代わって「プロラクチン」が母乳を作り、「オキシトシン」が母乳を押し出す働きをします。
また、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激は、これらのホルモン分泌を促す大切なスイッチです。
反対に、
- 強いストレス
- 睡眠不足
- 疲労
- 強い痛み
などが続くと、オキシトシンの働きが弱まり、一時的に母乳が出にくくなることもあります。
助産師からのポイント
「リラックスすると母乳が出やすい」と言われるのは、オキシトシンの働きが関係しています。温かい飲み物を飲んだり、深呼吸をしたり、赤ちゃんとのスキンシップを楽しむ時間も大切にしましょう。
母乳出始めが遅れるケース
母乳の出始めには個人差があり、産後すぐにたくさん出なくても珍しいことではありません。ほとんどのママは、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激を繰り返すことで、少しずつ母乳量が増えていきます。
母乳分泌の一般的な流れ
| 時期 | 母乳の変化 |
|---|---|
| 産後0~1日 | 少量の初乳が分泌される |
| 産後2~5日 | 母乳量が少しずつ増え始める |
| 産後1~2週間 | 赤ちゃんの飲む量に合わせて分泌が安定してくる |
一方で、次のような場合は母乳の出始めが遅れることがあります。
- 帝王切開で出産した
- 出産時の出血量が多かった
- 強い疲労やストレスが続いている
- 赤ちゃんがおっぱいをうまく吸えない
- 多胎妊娠や早産だった
- まれにホルモンや乳腺の影響がある
だからといって、「もう母乳は出ない」と諦める必要はありません。母乳分泌は産後数週間かけて増えることも多く、適切な授乳やサポートによって改善するケースも少なくありません。
助産師からのポイント
「私は母乳が出ない体質なんだ」と自分を責める必要はありません。母乳育児には個人差があり、ママにも赤ちゃんにもそれぞれのペースがあります。不安が続くときは、一人で抱え込まず母乳外来や助産師に相談してください。
母乳が足りないときの対処法(助産師の経験ベース)
「母乳が足りていないかもしれない…。」
そう感じると、「ミルクを足した方がいい?」「このまま母乳育児を続けても大丈夫?」と、不安でいっぱいになりますよね。
でも安心してください。母乳量は、毎日の授乳方法や生活習慣を少し見直すことで増えていく可能性があります。
助産師として多くのママと関わってきましたが、「母乳が足りない気がする」と相談に来られた方の中には、授乳のタイミングや姿勢を少し工夫しただけで、赤ちゃんがしっかり飲めるようになったケースも少なくありません。
もちろん、母乳の出方には個人差があります。「母乳だけ」にこだわりすぎてママが疲れ切ってしまうことは、本来の母乳育児の目的ではありません。
大切なのは、赤ちゃんが元気に成長し、ママも楽しく育児をして、無理なく出来る範囲で授乳を続けられることです。
ここでは、助産師として実際によくお伝えしている、母乳量を増やすための方法や、今日から実践できるポイントをご紹介します。
頻回授乳
母乳量を増やしたいときに、最も効果が期待できる方法が「頻回授乳」です。
母乳は「赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激」によって作られます。つまり、赤ちゃんがおっぱいを吸えば吸うほど、「もっと母乳を作ろう」という指令が体に伝わり、母乳分泌が促される仕組みです。
そのため、「母乳が足りないかも」と感じたときは、授乳間隔を気にしすぎず、赤ちゃんが欲しがるタイミングでこまめに授乳することが大切です。
特に生後1か月頃までは、1日8〜12回程度の授乳になることも珍しくありません。授乳回数が多いからといって、「母乳が足りていない」と心配する必要はありません。
頻回授乳がおすすめのタイミング
- 赤ちゃんが口をパクパクしている
- 手や指を吸い始めた
- おっぱいを探すようなしぐさをしている
- ぐずり始めた
- 前回の授乳から2〜3時間ほど経った
泣き出してから授乳するよりも、こうしたお腹が空いたサイン(授乳サイン)に気付いて授乳すると、赤ちゃんも落ち着いて飲みやすくなります。
頻回授乳をするときのポイント
✅ 授乳時間よりも「吸う回数」を増やすことを意識する
✅ 左右のおっぱいをバランスよく吸ってもらう
✅ 夜間授乳もできる範囲で続ける
✅ 水分補給や休息も忘れない
また、「おっぱいが張ってきてから飲ませた方がいい」と思われがちですが、「おっぱいが張ってから飲ませる」のではなく、赤ちゃんが欲しがるタイミングでどんどん授乳して問題ありません。張っていなくても、授乳後そんなに時間が経過していなくても吸わせてOKです。
「母乳が足りないかも」と感じると、授乳回数を減らして母乳をためようと考えるママもいます。しかし実際には、その逆です。母乳は「ためるもの」ではなく、「飲んでもらうことで作られるもの」。赤ちゃんがおっぱいを吸うことが、母乳を増やす一番の近道です。
張ってから飲ませるのではなく、おっぱいが空っぽでも飲ませる。そうするとママの体は『もっと作らなきゃ!』とホルモンが働き、どんどん作られます。おっぱいが吸われない時間が長いと、『あれ?あまり作らなくていい感じ?」と作るペースが落とされます。

授乳姿勢の見直し
母乳量を増やしたいときは、「どのくらい飲ませるか」だけでなく、「どのように飲ませるか」もとても大切です。
赤ちゃんがおっぱいを浅くくわえていると、十分な母乳を飲めないだけでなく、お母さんの乳首に痛みが出たり、おっぱいが十分に排乳されず母乳分泌が減ってしまう原因にもなります。
「何度授乳してもすぐ泣いてしまう」「授乳時間が長いのに満足していないように見える」という場合は、授乳姿勢や乳首のくわえ方(ラッチオン)を見直してみましょう。
赤ちゃんがおっぱいを上手に飲めているサイン
✅ 赤ちゃんの口が大きく開いている
✅ 乳首だけでなく乳輪まで深くくわえている
✅ あごがおっぱいにしっかり触れている
✅ 「ゴクゴク」と飲み込む音が聞こえる
✅ 授乳中にほほがへこんでいない
✅ 授乳後は赤ちゃんが満足そうに乳首を離す
これらの様子が見られれば、効率よく母乳を飲めている可能性が高いでしょう。
授乳姿勢を見直すポイント
| ポイント | コツ |
|---|---|
| 赤ちゃんと体を密着させる | 赤ちゃんのお腹とママのお腹が向き合うように抱きます。 |
| 赤ちゃんの頭だけ動かさない | 首だけではなく、肩や体ごとママに向けます。 |
| 赤ちゃんの口が大きく開いてからくわえさせる | あわてて乳首を入れず、大きく口を開けるのを待ちましょう。 |
| ママが前かがみにならない | 赤ちゃんをおっぱいへ近づけるイメージで抱きます。 |
| 授乳クッションを活用する | 赤ちゃんの高さが合い、腕や肩への負担を軽減できます。 |
よくある授乳姿勢
🤱 横抱き
最も一般的な授乳姿勢です。慣れているママも多く、外出先でも授乳しやすい方法です。
🏈 フットボール抱き
帝王切開後や双子の授乳、おっぱいが張っているときにもおすすめです。赤ちゃんの口元が見えやすく、深くくわえさせやすいメリットがあります。
🛏️ 添い乳
夜間授乳や産後の体力回復中に役立ちます。ただし、安全に行うためには寝具や赤ちゃんの寝る環境に十分注意しましょう。
このようなときは姿勢を見直してみましょう
- 授乳すると乳首が痛い
- 授乳後も赤ちゃんが満足していない様子
- 「ゴクゴク」と飲み込む音があまり聞こえない
- 何度も乳首が口から外れる
- 授乳のたびに乳首が白くなったり傷ができたりする
これらは、ラッチオンが浅くなっているサインかもしれません。
助産師からのポイント
「母乳が足りない」と思っていた原因が、実は授乳姿勢だったというケースは少なくありません。赤ちゃんがおっぱいを深くくわえられるようになるだけで、飲める母乳量が増え、お母さんの乳首の痛みが改善することもあります。うまく授乳できないと感じたら、一人で悩まず助産師や母乳外来で授乳の様子を見てもらいましょう。

🩷 上手に飲めている状態
- 👶 口を大きく開けている
- 🍼 乳輪まで深くくわえている
- 😊 あごがおっぱいに触れている
- 🥛 ゴクゴク飲み込んでいる
⬇️
💛 抱き方のポイント
- 🤱 赤ちゃんとお母さんのお腹を向かい合わせにする
- 📏 赤ちゃんをおっぱいの高さまで持ち上げる
- 💺 授乳クッションを使うと楽に授乳できる
💡 関連記事
授乳姿勢や抱き方についてさらに詳しく知りたい方は、「授乳姿勢の基本と抱き方のコツ」の記事も参考にしてください。

添い乳の活用
添い乳は、ママの体への負担を減らしながら授乳を続けられる方法の一つです。特に夜間授乳が続く時期や、産後の疲れがたまっているときに役立ちます。
「夜中に何度も起きて授乳するのがつらい…。」
「寝不足で日中も疲れが取れない…。」
そんなときは、無理をして抱っこで授乳を続けるのではなく、安全に配慮しながら添い乳を取り入れることで、ママの負担を軽減できる場合があります。
ただし、添い乳は便利な反面、安全な環境で行うことが何よりも大切です。
添い乳を行う前提として、赤ちゃんがおっぱいを上手にくわえることができること(上手にくわえられない場合、ママの乳首の傷の原因となったり、うまく飲むことができない)と、ママがしっかり赤ちゃんの呼吸状態を確認しながら授乳できることです!
添い乳のメリット
添い乳には、ママと赤ちゃんの両方にメリットがあります。
🌸 ママのメリット
- 夜間授乳の負担を軽減できる
- 起き上がる回数が減り、体を休めやすい
- 帝王切開後や会陰の痛みがある場合でも授乳しやすい
- 疲れが少なくなり、母乳育児を続けやすくなる
👶 赤ちゃんのメリット
- 落ち着いて授乳しやすい
- 夜間も欲しいタイミングで授乳できる
- 安心して眠りにつきやすい
添い乳をするときの注意点
添い乳をするときは、赤ちゃんの安全を最優先に考えましょう。
| チェックポイント | 内容 |
|---|---|
| 赤ちゃんの寝る場所 | ベッドや布団の中央ではなく、安全なスペースを確保する |
| 枕・クッション | 赤ちゃんの顔の近くに置かない |
| 掛け布団 | 赤ちゃんの顔に掛からないよう注意する |
| ママの体調 | 強い眠気や飲酒後、睡眠薬を服用している場合は添い乳をしない |
| 授乳後 | 赤ちゃんの顔が見え、呼吸が妨げられていないことを確認する |
添い乳が向いている人
添い乳はすべてのママに必要な方法ではありませんが、次のような方には役立つことがあります。
- 夜間授乳が続いて寝不足になっている
- 産後の体力がまだ十分に回復していない
- 帝王切開後で起き上がるのがつらい
- 母乳育児をできるだけ続けたい
一方で、授乳にまだ慣れていない産後間もない時期や、赤ちゃんがうまくおっぱいをくわえられない場合は、まず抱っこで授乳姿勢を安定させることをおすすめします。
添い乳だけに頼りすぎなくても大丈夫
添い乳は、ママが少しでも休息を取りながら授乳を続けるための方法の一つです。
「毎回添い乳をしなければいけない」「添い乳をするとクセになる」と心配する必要はありません。
昼間は抱っこで授乳し、夜だけ添い乳を取り入れるなど、ご家庭の生活リズムに合わせて無理なく活用しましょう。
助産師からのポイント
母乳育児で大切なのは、ママが笑顔で続けられることです。疲れを我慢して無理を続けるよりも、安全に配慮しながら添い乳を取り入れて体を休めることも、母乳育児を長く続けるための大切な工夫です。

こそだてらす作成画像【転載禁止】
図解内容(イラストで見せる)
🛏️ 安全な添い乳チェック
✅ 赤ちゃんは仰向けで寝かせる
✅ 顔の周りに枕・クッション・ぬいぐるみを置かない
✅ 掛け布団が顔にかからないようにする
✅ 授乳後は赤ちゃんの呼吸を確認する
❌ 飲酒後・喫煙後・強い眠気があるときは行わない
❌ ソファや柔らかいマットレスの上では添い乳をしない
💡 関連記事
添い乳のやり方や注意点について詳しく知りたい方は、「添い乳のメリット・デメリットと安全なやり方」の記事も参考にしてください。

搾乳の併用
母乳量を増やしたいときは、授乳に加えて搾乳を取り入れることも効果的な方法です。
母乳は、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激や、おっぱいの中の母乳が外へ出る刺激によって「もっと作ろう」と体に伝わる仕組みになっています。そのため、赤ちゃんが十分に飲めなかったときや、おっぱいに母乳が残っていると感じるときは、搾乳を併用することで母乳分泌を促せる場合があります。
「搾乳しても少ししか出ないから意味がない…。」
そう思ってしまうママもいますが、搾乳の目的は『たくさん取ること』ではなく、『おっぱいに刺激を与えること』です。ほとんど搾れなくても、その刺激が母乳量アップにつながることがあります。
搾乳がおすすめのケース
次のような場合は、授乳と搾乳を組み合わせることで母乳育児を続けやすくなります。
- 赤ちゃんが途中で寝てしまい、十分に飲めない
- 授乳後もおっぱいが張っている感じがする
- 母乳量を増やしたい
- 赤ちゃんがNICUなどに入院していて直接授乳が難しい
- 外出や仕事復帰に向けて母乳を保存したい
搾乳を行うタイミング
搾乳は、授乳後に5~10分程度行うのがおすすめです。
授乳で赤ちゃんがおっぱいを飲んだ後にさらに刺激を加えることで、「もっと母乳を作ろう」という働きが促されます。
また、赤ちゃんが長く眠って授乳間隔が空く場合も、おっぱいが張りすぎる前に軽く搾乳すると、乳房トラブルの予防にもつながります。
手搾りと搾乳器、それぞれの特徴
| 方法 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| 手搾り | 力加減を調整しやすく、初乳の搾乳にも向いている | 産後すぐ・少量だけ搾りたい方 |
| 手動搾乳器 | 自分のペースで搾乳しやすい | 時々搾乳する方 |
| 電動搾乳器 | 短時間で効率よく搾乳できる | 毎日搾乳する方・仕事復帰予定の方 |
どの方法にもメリットがあるため、ご自身の生活スタイルや目的に合わせて選びましょう。
搾乳するときのポイント
✅ 授乳後に5~10分ほど搾乳する
✅ 搾乳前に手を清潔に洗う
✅ 温かいタオルでおっぱいを温めると搾りやすくなることがある
✅ 痛みを感じるほど強く搾らない
✅ 無理にたくさん搾ろうとしない
搾乳量が少なくても心配しないで
搾乳器ではほとんど母乳が出ないのに、赤ちゃんは体重が順調に増えているというケースは珍しくありません。
赤ちゃんは、ママのおっぱいを吸うのがとても上手です。そのため、搾乳器よりも多くの母乳を飲めていることがあります。
「10mLしか搾れなかったから母乳が出ていない」と判断する必要はありません。
大切なのは、搾乳量ではなく、赤ちゃんの体重増加やおしっこ・うんちの回数、授乳後の様子を総合的に見ることです。
助産師からのポイント
搾乳は「母乳が出ているかを測るテスト」ではありません。母乳を増やすためのサポート方法の一つです。搾乳量だけに一喜一憂せず、赤ちゃんの成長や機嫌も合わせて見守っていきましょう。

図解内容(フローチャート)
👶 授乳する
⬇️
🍼 まだおっぱいが張っている?
⬇️
✅ 授乳後に5〜10分搾乳
⬇️
🧠 おっぱいへの刺激が増える
⬇️
🩷 プロラクチン・オキシトシンが分泌
⬇️
🥛 母乳量アップにつながる
💡 関連記事
搾乳器の選び方や手搾りとの違いについて詳しく知りたい方は、「搾乳器の選び方|手動・電動の違いとおすすめ」の記事も参考にしてください。

母乳に良い飲み物
「母乳を増やすには、何を飲めばいいですか?」
助産師として相談を受ける中でも、とても多い質問の一つです。
結論からお伝えすると、「これを飲めば母乳が必ず増える」という飲み物はありません。
しかし、水分不足を防ぎ、バランスの良い食事や十分な休息を心がけることは、母乳育児を続けるうえで大切です。また、温かい飲み物を飲んでほっと一息つく時間は、ママのリラックスにつながり、授乳時間を心地よく過ごせるきっかけにもなります。
「母乳を増やす特別な飲み物」を探すよりも、毎日無理なく水分補給を続けることを意識しましょう。
母乳育児中におすすめの飲み物
次のような飲み物は、日常的な水分補給としておすすめです。
| 飲み物 | おすすめポイント |
|---|---|
| 水 | 最もおすすめ。こまめな水分補給に適しています。 |
| 白湯 | 体を温めながら水分補給できます。 |
| 麦茶(ノンカフェイン) | カフェインを含まず、授乳中も飲みやすい飲み物です。 |
| ルイボスティー(ノンカフェイン) | 香りがよく、リラックスタイムにもおすすめです。 |
| たんぽぽ茶(たんぽぽコーヒー) | ノンカフェインで授乳中に選ばれることがあります。 |
| 牛乳・豆乳 | たんぱく質やカルシウム補給にも役立ちます。 |

水分はどのくらい飲めばいい?
授乳中は母乳として水分が使われるため、妊娠前よりも水分が必要になります。ただし、「〇L以上飲まなければいけない」と無理をする必要はありません。
おすすめは、
- 授乳の前後にコップ1杯飲む
- のどが渇く前に少しずつ飲む
- 食事と一緒に水分をとる
など、こまめな水分補給です。
ママは忙しく、赤ちゃん優先に生活してしまうため、ご自身のことは後回しになりがちです。水分摂取なんてする機会もなかったりします。
意識して、立ち上がったときにはコップ1杯の水を飲むなど、のどが渇いていなくてもおこなうようにしましょう!一度に大量に飲むよりも、少量ずつ何回かに分けて飲む方が体にも負担が少なく、続けやすいでしょう。
カフェインは飲んでもいい?
授乳中でも、適量であればコーヒーや紅茶を楽しむことはできます。
カフェインは母乳にも少量移行しますが、一般的には適量の摂取であれば赤ちゃんへの影響は少ないとされています。
ただし、飲み過ぎると赤ちゃんが興奮しやすくなったり、眠りにくくなったりする可能性もあるため、飲み過ぎには注意しましょう。
カフェインが気になる方は、
- デカフェコーヒー
- カフェインレス紅茶
- ノンカフェインのお茶
を選ぶのもおすすめです。
「母乳が増える飲み物」はある?
授乳期専用のハーブティーを選ぶという方法も
「温かい飲み物でほっと一息つきたい」「授乳中でも安心して飲めるハーブティーを選びたい」という方は、授乳期向けに開発されたハーブティーを取り入れてみるのも一つの方法です。
例えば、「母乳育児サポートハーブティー meguru」は、授乳期のママ向けにブレンドされたノンカフェインのハーブティーです。
・アマゾンベストセラー
・楽天市場1位獲得
・yahoo!ショッピングランキング1位獲得
大手3社のECモールで1位をとっている実績のある商品です。
もちろん、これを飲めば母乳が必ず増えるというものではありません。 しかし、水分補給をしながらリラックスした時間を過ごしたい方や、授乳中でも安心して飲めるハーブティーを探している方には、選択肢の一つになるでしょう。
※残留農薬検査、放射能検査を実施済み
インターネットでは、ほかにも
- 甘酒
- たんぽぽ茶
- 母乳育児用ブレンドティー
などが紹介されていることがあります。
これらを飲んで「母乳が増えた」と感じる方もいますが、現時点では「特定の飲み物だけで母乳量が増える」と十分に証明されているわけではありません。
飲み物だけに頼るのではなく、
- 頻回授乳
- 正しい授乳姿勢
- 十分な休息
- バランスの良い食事
を組み合わせることが、母乳育児を続けるうえで大切です。
授乳中に控えたい飲み物
次のような飲み物は、飲み過ぎに注意しましょう。
| 飲み物 | 理由 |
|---|---|
| アルコール | 母乳へ移行するため、授乳中は避けましょう |
| エナジードリンク | カフェインを多く含む商品があります |
| 糖分の多い清涼飲料水 | 飲み過ぎると栄養バランスが偏ることがあります |
助産師からのポイント
「母乳を増やしたい」と思うと、特別な飲み物を探したくなるかもしれません。しかし、一番大切なのは毎日続けられることです。お気に入りのマグカップで温かい飲み物を飲みながら一息つく時間は、ママのリラックスにつながります。焦らず、ご自身の体をいたわりながら水分補給を続けていきましょう。

図解内容
🟢 おすすめ
- 💧 水
- ♨️ 白湯
- 🌾 麦茶
- 🌿 ルイボスティー(ハーブティー)
- 🌼 たんぽぽ茶
- 🥛 牛乳・豆乳
🔶 飲み過ぎ注意
- ☕ コーヒー
- 🫖 紅茶
- 🥤 エナジードリンク
🔴 控えたい
- 🍺 アルコール
💡 関連記事
母乳育児中の食事や栄養について詳しく知りたい方は、「授乳中におすすめの食べ物・避けたい食べ物」の記事も参考にしてください。

ママの水分摂取だけでなく、いつでも適温で作れるミルク作りにも便利で、離乳食つくりが始まってからも、子どもが小さいうちは何かと便利なウォーターサーバー。子どもが小さいうちだけでも検討の余地ありです。『ウォーターサーバーの記事』も参考にどうぞ。

マッサージ
「母乳を増やしたいから、おっぱいマッサージをした方がいいですか?」
助産師として、このような質問をよくいただきます。
結論からお伝えすると、マッサージだけで母乳量が劇的に増えるわけではありません。しかし、おっぱいの張りや乳管のつまりを和らげたり、母乳が出やすい状態を整えたりするためには役立つことがあります。
母乳量を増やすためには、マッサージだけに頼るのではなく、頻回授乳・正しい授乳姿勢・十分な休息と組み合わせることが大切です。
マッサージで期待できること
乳房をやさしくほぐすことで、次のような効果が期待できます。
- 母乳が出やすくなる
- おっぱいの張りがやわらぐ
- 乳管の流れがスムーズになる
- 授乳や搾乳がしやすくなる
- リラックスしながら授乳できる
特に、おっぱいが張って飲みにくそうなときや、授乳前に乳輪が硬くなっているときは、軽くほぐすだけでも赤ちゃんが吸いやすくなることがあります。
自宅でできるセルフマッサージ
強く押したり、痛みを我慢して行う必要はありません。
授乳や搾乳の前に、次のような方法を試してみましょう。
① 乳房全体をやさしく包む
両手でおっぱいを包み込むように持ち、深呼吸をしながら力を抜きます。
② 円を描くように動かす
乳房全体をやさしく円を描くように動かし、少しずつほぐしていきます。
③ 乳輪の周りをやさしく押す
乳首ではなく乳輪の周囲を軽く押し、赤ちゃんがくわえやすい柔らかさに整えます。
④ 温めてから授乳する
蒸しタオルなどでおっぱいを温めると、母乳が出やすくなることがあります。授乳の直前に5分程度、蒸しタオルなどで温めてみてください。
マッサージをするときの注意点
次のようなことは避けましょう。
❌ 強く押したり揉み続ける
❌ 痛みを我慢して行う
❌ 乳首を強く引っ張る
❌ 長時間マッサージを続ける
強い刺激は乳房を傷つけたり、痛みや炎症の原因になることがあります。
「痛いほど効く」というものではありません。
こんなときは無理にマッサージしないで
次のような症状がある場合は、自己判断でマッサージを続けるのではなく、早めに医療機関や母乳外来へ相談しましょう。
- 発熱している
- おっぱいの一部が赤く腫れている
- 強い痛みがある
- しこりが改善しない
- 授乳しても張りが続く
乳腺炎が疑われる場合は、無理なマッサージが症状を悪化させることもあります。
マッサージより大切なこと
母乳量を増やすために最も大切なのは、
- 赤ちゃんにしっかり吸ってもらうこと
- 頻回授乳を続けること
- 正しい授乳姿勢で飲んでもらうこと
です。
マッサージは、あくまでも授乳をサポートする方法の一つと考えましょう。
助産師からのポイント
「母乳を増やしたい」と思うあまり、強くマッサージを続けるママもいますが、無理は禁物です。おっぱいはとてもデリケートなので、「気持ちいい」と感じる程度のやさしいケアで十分です。痛みや発熱、しこりがある場合は、一人で頑張らず助産師や母乳外来に相談してください。

図解内容
🩷 授乳前のセルフケア(4STEP)
① 🤲 おっぱい全体をやさしく包む
⬇️
② 🔄 円を描くようにゆっくりほぐす
⬇️
③ 👌 乳輪をやさしく押して柔らかくする
⬇️
④ 🤱 授乳または搾乳をする
⚠️ NG
❌ 強く揉む
❌ 痛みを我慢する
❌ 発熱や赤みがあるときに自己流で続ける
💡 関連記事
母乳の増やし方について詳しく知りたい方は、母乳の増やし方の記事も参考にしてください。

休息の重要性
母乳育児を頑張るママほど、「自分が休むこと」に罪悪感を抱いてしまうことがあります。
「赤ちゃんが寝ている間に家事をしなきゃ。」
「母乳を増やすためにもっと頑張らなきゃ。」
そんなふうに自分を後回しにしていませんか?
しかし、母乳育児を続けるために大切なのは、ママ自身が元気でいることです。
母乳は、ママの体が毎日作り続けています。睡眠不足や疲労、ストレスが続くと、母乳の分泌に関わるホルモンの働きが低下し、母乳が出にくくなったり、おっぱいが出ていないように感じたりすることがあります。
なぜ休息が大切なの?
母乳が作られるためには、プロラクチンとオキシトシンという2つのホルモンが大切な役割をしています。
特にオキシトシンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、赤ちゃんを抱っこしたり授乳したりしてリラックスすると分泌されやすくなります。
反対に、
- 強いストレス
- 睡眠不足
- 疲労の蓄積
- 心配や不安
が続くと、オキシトシンの働きが妨げられ、一時的に母乳が出にくくなることがあります。
「最近、母乳が減った気がする…」というときは、まずママ自身が十分に休めているかを振り返ってみましょう。
今日からできる休息の工夫
毎日まとまった睡眠を取ることは難しいかもしれません。
そんなときは、「短時間でも休む」ことを意識してみましょう。
例えば…
- 赤ちゃんが寝たら一緒に横になる
- 家事は後回しにする日があっても大丈夫
- パートナーや家族に頼る
- 宅配や冷凍食品など便利なサービスを活用する
- 温かい飲み物を飲みながら深呼吸する
完璧を目指さなくても大丈夫です。
ママが笑顔で過ごせることが、赤ちゃんにとっても一番安心できる環境になります。
「頑張りすぎない」ことも母乳育児のコツ
「完母にしなければ」
「ミルクを足したら負け」
そんなふうに思い詰める必要はありません。
母乳育児には正解が一つあるわけではなく、ママと赤ちゃんに合った方法を見つけることが大切です。
必要に応じてミルクを取り入れたり、周囲に頼ったりすることも、赤ちゃんを大切に育てるための立派な選択です。
こんなときは一人で抱え込まないで
次のような状態が続く場合は、一人で頑張りすぎているサインかもしれません。
☑ 毎日ほとんど眠れていない
☑ 授乳のたびに涙が出る
☑ 「母乳が足りない」と考えてばかりいる
☑ 食事をとる時間もない
☑ 誰にも相談できず孤独を感じている
そんなときは、助産師や母乳外来、自治体の育児相談などを利用してみましょう。
「相談すること」は決して甘えではありません。
助産師からのポイント
助産師としてたくさんのママを見てきましたが、「もっと休んでくださいね」とお伝えすることが本当に多くあります。赤ちゃんのお世話を優先するあまり、自分の体や心を後回しにしてしまうママは少なくありません。でも、ママが元気でいることは、母乳育児を続けるための大切な土台です。疲れたときは、遠慮せず周りを頼ってくださいね。

図解内容(インフォグラフィック)
🌸 休息も母乳育児の大切な一歩
😴 赤ちゃんが寝たら一緒に休む
🍱 家事は100点を目指さない
🤝 家族やパートナーに頼る
🥤 こまめに水分補給をする
🍙 3食しっかり食べる
💗 「頑張りすぎなくて大丈夫」と自分に声をかける
⬇️
🩷 ママの心と体が整う
⬇️
🤱 母乳育児を無理なく続けやすくなる
💡 関連記事
母乳育児がつらいと感じたときの対処法や混合育児について詳しく知りたい方は、「混合育児の上手な進め方」の記事も参考にしてください。

混合育児の上手なやり方(必要な人向け)
混合育児は、「母乳だけでは足りないから仕方なく選ぶ方法」ではありません。
赤ちゃんの成長やママの体調、仕事復帰、家族のサポート体制など、それぞれの家庭に合った育児スタイルの一つです。母乳とミルクを上手に組み合わせることで、ママの負担を軽くしながら赤ちゃんに必要な栄養をしっかり届けられます。
ここでは、混合育児を始めるタイミングやミルクの足し方、母乳量をできるだけ維持するコツをわかりやすく紹介します。
ミルクの足し方
「母乳だけで足りているか心配…。ミルクはどのくらい足せばいいの?」
混合育児をしているママから、とても多く寄せられる相談です。
赤ちゃんが泣いたり、おっぱいが張らなかったりすると、「母乳が足りないのかも」と不安になってミルクを足したくなることがありますよね。
しかし、泣くことだけで母乳不足とは判断できません。まずは体重の増え方や、おしっこ・うんちの回数、授乳後の様子などを総合的に確認することが大切です。
そのうえでミルクが必要と判断された場合は、母乳を続けながら上手に取り入れることで、赤ちゃんの成長とママの安心につながります。
ミルクを足す基本の順番
混合育児では、「母乳 → 必要に応じてミルク」が基本です。母乳を先に飲んでもらうことで、おっぱいへの刺激が増え、母乳分泌を維持しやすくなります。
基本の流れ
🤱 ① まず母乳を飲ませる
⬇️
👶 ② 赤ちゃんの様子を確認する
⬇️
🍼 ③ 必要な場合だけミルクを足す
⬇️
💤 ④ 授乳後の様子や次の授乳までの機嫌を見る
ミルクを足した方がよいケース
次のような場合は、医師や助産師と相談しながらミルクを補足することがあります。
| 赤ちゃんの様子 | 考えられること |
|---|---|
| 体重が十分に増えていない | 母乳だけでは必要量に届いていない可能性があります。 |
| おしっこが1日6回未満 | 水分や哺乳量が不足している可能性があります。 |
| 授乳後も強い空腹サインが続く | 飲めている量が少ないことがあります。 |
| 医師・助産師から補足を勧められた | 指示に従って補足しましょう。 |
一方で、「夕方によく泣く」「授乳間隔が短い」だけでは、すぐにミルクが必要とは限りません。
ミルクを足しすぎるとどうなる?
ミルクは赤ちゃんの成長を支える大切な栄養ですが、必要以上に補足すると母乳量が減ってしまうことがあります。
その理由は、ミルクでお腹がいっぱいになると赤ちゃんがおっぱいを吸う回数が減り、おっぱいへの刺激が少なくなるためです。
母乳は「吸ってもらうこと」で作られるため、母乳育児を続けたい場合は、できるだけ先に母乳を飲ませることを意識しましょう。
混合育児を上手に続けるコツ
🌸 毎回母乳から授乳する
🌸 赤ちゃんの体重を定期的に確認する
🌸 ミルクの量は自己判断で増減しすぎない
🌸 赤ちゃんの様子をよく観察する
🌸 不安なときは助産師や小児科へ相談する
混合育児には「これが正解」という方法はありません。
赤ちゃんの成長やママの体調に合わせて、その時々に合った方法を選んでいきましょう。
ミルクを足すことは悪いことではありません
「母乳だけで育てられなかった…」
そんなふうに自分を責める必要はありません。
混合育児は、赤ちゃんに必要な栄養を届けながら、ママの心と体も守るための育児方法です。
大切なのは、「母乳だけ」ではなく、赤ちゃんが元気に育ち、ママが笑顔で育児を続けられることです。
助産師からのポイント
助産師としてお伝えしたいのは、「ミルクを足したから母乳育児は失敗」ということは決してないということです。必要なときに上手にミルクを取り入れることは、赤ちゃんの成長を支え、ママの不安を軽くする大切な選択肢です。焦らず、ママと赤ちゃんに合ったペースで続けていきましょう。

図解内容
🤱 母乳を飲む
⬇️
👶 足りているかチェック
✅ 体重
✅ おしっこ
✅ 機嫌
⬇️
🍼 必要な場合だけミルクを足す
⬇️
💗 赤ちゃんの成長を見守る

チェックリスト形式
☑ 体重が増えていない
☑ おしっこが1日6回未満
☑ 授乳後も空腹サインが続く
☑ 助産師・医師から勧められている
⬇️
💡 1つでも当てはまる場合は、自己判断せず相談してみましょう。
💡 関連記事
出来るなら完全母乳でいきたい!でも足りてるかが不安でミルク補足をしているママは、「母乳が足りているか確認する方法」を詳しく書いている記事があるので参考にしてみてください。

完母に戻したい場合の方法
「混合育児をしているけれど、できれば母乳だけで育てたい。」
そんな思いを抱えているママは少なくありません。
結論からお伝えすると、母乳量や赤ちゃんの成長状況によっては、混合育児から完全母乳(完母)へ移行できる可能性があります。
ただし、焦って急にミルクをやめることはおすすめできません。
赤ちゃんの体重が順調に増えながら、ママの母乳量も少しずつ増えていくように進めることが大切です。
完母へ戻るための基本ステップ
母乳育児を軌道に乗せるためには、おっぱいへの刺激を増やすことがポイントです。
基本の流れ
🤱 ① 毎回、母乳から授乳する
⬇️
👶 ② 赤ちゃんにしっかり吸ってもらう
⬇️
🍼 ③ 必要な分だけミルクを補足する
⬇️
📈 ④ 体重やおしっこを確認しながら、少しずつミルクを減らす
無理に完母を目指すのではなく、赤ちゃんの様子を見ながらゆっくり進めましょう。
母乳量を増やすために意識したいこと
完母を目指すときは、おっぱいへの刺激を増やすことが大切です。
🌸 授乳回数を増やす(1日8~12回が目安)
🌸 夜間授乳を続ける
🌸 授乳後に5~10分ほど搾乳する
🌸 正しい授乳姿勢・ラッチオンを意識する
🌸 十分な休息と水分補給を心がける
どれか一つだけではなく、できることを少しずつ取り入れることが成功への近道です。
ミルクは急にやめないことが大切
「今日から完母にしよう」と急にミルクをやめると、赤ちゃんに必要な栄養が不足してしまうことがあります。
ミルクを減らすかどうかは、
- 体重が順調に増えている
- おしっこが1日6回以上出ている
- 授乳後に満足している様子がある
- 赤ちゃんの機嫌が良い
といった様子を確認しながら進めましょう。
不安な場合は、助産師や小児科で体重を確認しながら進めると安心です。
完母に戻りやすい人の特徴
次のような場合は、母乳量が増えやすい傾向があります。
| 状態 | 理由 |
|---|---|
| 毎回母乳から授乳している | おっぱいへの刺激が維持されやすい |
| 夜間授乳を続けている | 母乳分泌を促すホルモンが働きやすい |
| 赤ちゃんの吸う力が強い | 効率よく母乳を飲める |
| 授乳姿勢が安定している | 深くくわえられ、飲み残しが少ない |
| ママが十分に休息をとれている | 心身が整い、授乳を続けやすい |
当てはまらないからといって完母が難しいというわけではありません。あくまでも一つの目安として考えてください。
完母にこだわりすぎなくても大丈夫
「完母に戻れなかったらどうしよう…」
そんなふうに思い詰める必要はありません。
混合育児でも、赤ちゃんはしっかり成長できます。
また、ママが心に余裕を持って育児を続けられることも、赤ちゃんにとって大切な環境です。
「完母がゴール」ではなく、「赤ちゃんが元気に育ち、ママも笑顔で過ごせること」が何より大切です。
助産師からのポイント
助産師としてお伝えしたいのは、完母への移行は「母乳を増やすこと」だけではなく、「赤ちゃんの成長を確認しながら進めること」が大切だということです。焦ってミルクを減らすよりも、体重やおしっこ、機嫌を見ながら少しずつ進める方が、結果的に母乳育児を長く続けやすくなります。

図解内容
🤱 STEP1 毎回母乳から授乳
⬇️
👶 STEP2 しっかり吸ってもらう(必要なら授乳後に搾乳)
⬇️
🍼 STEP3 必要な分だけミルクを補足【搾乳したものがあれば、そちらを優先で補足】
⬇️
⚖️ STEP4 体重・おしっこを確認しながら少しずつミルクを減らす

セルフチェック
☑ 毎回母乳から授乳している
☑ 1日8~12回程度授乳している
☑ 夜間授乳も続けている
☑ 赤ちゃんの体重が順調に増えている
☑ おしっこが1日6回以上出ている
☑ 授乳後に満足そうな様子がある
⬇️
🌸 多く当てはまるほど、完母へ移行しやすい状態と考えられます。焦らず、ママと赤ちゃんのペースで進めていきましょう。
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混合育児のメリット・デメリット
「母乳とミルク、どちらも取り入れる混合育児って実際どうなの?」
混合育児をしているママの中には、
「完母じゃないとダメなのかな…」
「ミルクを足していることに罪悪感がある…」
と悩む方も少なくありません。
しかし、混合育児は赤ちゃんの成長を支えながら、ママの心と体への負担も軽くできる育児方法の一つです。
大切なのは、「母乳だけ」「ミルクだけ」と方法にこだわることではなく、ママと赤ちゃんに合った授乳方法を選ぶことです。
混合育児のメリット
混合育児には、母乳育児とミルク育児、それぞれの良いところを取り入れられるメリットがあります。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 赤ちゃんに必要な栄養を補いやすい | 母乳量が少ない時期でも安心して授乳できます。 |
| ママの精神的な負担が軽くなることがある | 「足りているかな」という不安が和らぎやすくなります。 |
| 家族も授乳に参加できる | パパや祖父母もミルクをあげられ、ママが休息を取りやすくなります。 |
| 外出や仕事復帰に対応しやすい | ライフスタイルに合わせた授乳ができます。 |
| 母乳量が増えるまでのサポートになる | 母乳育児を続けながら必要な栄養を補えます。 |
混合育児は、「母乳育児をあきらめる方法」ではなく、母乳育児を続けるための選択肢になることもあります。
混合育児のデメリット
一方で、混合育児には気を付けたい点もあります。
| デメリット | 対策 |
|---|---|
| 授乳に時間がかかる | 母乳・ミルクの順番を決めておくとスムーズです。 |
| ミルク代がかかる | 必要な量だけ補足し、無理のない範囲で続けましょう。 |
| 哺乳瓶の消毒や準備が必要 | 家族と分担すると負担が軽くなります。 |
| ミルクを足しすぎると母乳量が減ることがある | 毎回母乳から授乳することを意識しましょう。 |
デメリットがあるからといって、混合育児が悪いわけではありません。
工夫しながら続けることで、負担を減らすことができます。
混合育児を続けるコツ
混合育児を無理なく続けるためには、次のポイントを意識してみましょう。
🌸 毎回できるだけ母乳から授乳する
🌸 赤ちゃんの体重やおしっこの回数を定期的に確認する
🌸 ミルクの量は自己判断で大きく増減しない
🌸 ママ自身がしっかり休息をとる
🌸 不安なときは助産師や小児科へ相談する
「頑張りすぎないこと」も、混合育児を長く続けるコツです。
完母にこだわりすぎなくても大丈夫
SNSなどでは「完全母乳が理想」という情報を目にすることもあります。
しかし、助産師として多くのママを見てきた経験からお伝えしたいのは、授乳方法よりも、赤ちゃんが元気に育ち、ママが笑顔で育児を続けられることの方がずっと大切だということです。
母乳にも、ミルクにも、それぞれ良いところがあります。
混合育児は、その両方のメリットを生かしながら育児を続けられる方法の一つです。
助産師からのポイント
「混合育児でいいのかな」と悩むママは本当に多くいらっしゃいます。でも、赤ちゃんが順調に成長し、ママも無理なく育児を続けられているなら、それはとても素晴らしい授乳方法です。周りと比べる必要はありません。ママと赤ちゃんにとって心地よいペースを大切にしてください。

図解内容
🟢 メリット
- 👶 必要な栄養を補える
- 💗 ママの安心につながる
- 👨👩👧 家族も授乳に参加できる
- 🌸 外出・仕事復帰に対応しやすい
- 🤱 母乳育児を続けやすい
⚠️ デメリット
- ⏰ 授乳に時間がかかる
- 🍼 ミルクの準備・消毒が必要
- 💰 ミルク代がかかる
- 📉 ミルクを足しすぎると母乳量が減ることがある
⬇️
💡 ポイント
「母乳かミルクか」ではなく、ママと赤ちゃんに合った方法を選ぶことが一番大切です。
赤ちゃんの体重で見る母乳量の目安
「母乳が足りているか分からない…」
そんなとき、多くのママは「おっぱいの張り」や「赤ちゃんが泣くこと」を気にされます。しかし、助産師として最も大切にしているのは、赤ちゃんが順調に成長しているかどうかです。
その中でも、体重の増え方は、母乳が十分に飲めているかを確認する最も信頼できる目安の一つです。
もちろん、1日だけ体重が増えなかったからといって、すぐに母乳不足とは限りません。大切なのは、数日から1週間程度の変化を見ながら、赤ちゃんの成長を総合的に確認することです。
この章では、月齢ごとの体重増加の目安や、自宅でできる体重チェックの方法、ベビー用体重計を使うときのポイントについて、助産師の視点から分かりやすく解説します。
赤ちゃんが増えるべき体重量
母乳が足りているかを確認するときは、「〇mL飲めているか」よりも、赤ちゃんの体重が順調に増えているかを見ることが大切です。
赤ちゃんは一人ひとり成長のペースが異なりますが、次の表がおおよその目安になります。
| 月齢 | 体重増加の目安 |
|---|---|
| 0〜3か月 | 1日25〜30g程度 |
| 3〜6か月 | 1日15〜20g程度 |
| 6〜12か月 | 1日10〜15g程度 |
※あくまでも一般的な目安です。出生体重や個人差によって増え方は異なります。

体重は「1日」ではなく「成長の流れ」で見る
赤ちゃんの体重は、授乳量やおしっこ・うんちのタイミングによって1日の中でも変動します。
そのため、
- 「昨日より20g減っていた」
- 「今日はほとんど増えていない」
という結果だけで心配する必要はありません。
同じ時間帯・同じ条件で定期的に測定し、数日から1週間ほどの変化を確認することが大切です。
また、体重だけでなく、
- おしっこが1日6回以上出ているか
- 機嫌よく過ごせているか
- 授乳後に満足した様子があるか
なども合わせて見ることで、より正確に母乳が足りているかを判断できます。
「体重が増えていない」と感じたら
目安より体重の増え方が少ない場合でも、すぐに母乳不足と決めつける必要はありません。
授乳回数や授乳姿勢、赤ちゃんの吸い方を見直すことで改善するケースも多くあります。
一方で、
- 数日〜1週間体重がほとんど増えない
- 体重が減っている
- おしっこの回数も少ない
- 元気がなく授乳の力も弱い
など複数のサインがある場合は、小児科や母乳外来、助産師へ相談しましょう。
助産師からのポイント
助産師として授乳相談を行う際も、「おっぱいが張るか」「搾乳でどれくらい出るか」だけでは判断しません。一番大切なのは、赤ちゃんがその子らしく順調に成長していることです。体重は、ママの不安を減らしてくれる心強い目安になります。毎日の数字に一喜一憂せず、成長の流れを見守っていきましょう。
💡 関連記事
「母乳が足りてるサイン(月齢別)」や「授乳回数・授乳間隔の目安」もあわせて読むと、赤ちゃんの成長をより総合的に確認できます。


自宅で簡単体重チェック法
「母乳が足りているか心配だから、家でも体重を測りたい。」
そんなときは、自宅で定期的に体重をチェックすることで、赤ちゃんが順調に成長しているかを確認できます。
ただし、毎日の体重に一喜一憂する必要はありません。
助産師としておすすめしているのは、同じ条件で測定し、数日から1週間程度の体重の増え方を見ることです。
大人用の体重計で体重増加の確認方法
自宅にベビー用体重計がなくても、大人用の体重計を使って赤ちゃんのおおよその体重を確認できます。
測定方法はとても簡単です。
【大人が抱っこして測った体重 − 大人だけの体重 = 赤ちゃんの体重】

測定するときのポイント
- 毎回できるだけ同じ時間帯に測る
- 赤ちゃんはおむつだけ、または毎回同じ服装で測る
- 平らで安定した場所に体重計を置く
- 自宅の体重計の最小表示(10g・50g・100gなど)を確認しておく
大人用体重計は細かな変化までは分かりにくいため、「順調に増えているかな?」という目安として活用しましょう。
毎日増えなくても心配ありません
赤ちゃんの体重は、
- 授乳量
- おしっこやうんち
- 測定時間
などによって毎日変動します。
そのため、
「今日は増えていない…」
「昨日より少し減っている…」
と心配する必要はありません。
「この1週間でどれくらい増えたかな?」というように、成長の流れで確認することが大切です。
目安として、生後3か月頃までは1週間で約200g程度増えていれば、順調に成長していることが多いでしょう。
詳しい月齢ごとの目安は、上の「月齢別 体重増加の目安」をご覧ください。

ベビー用体重計なら、毎回の母乳量も確認可能
より正確に体重や母乳量を確認したい場合は、ベビー用体重計がおすすめです。
授乳前後の体重を測ることで、赤ちゃんがどれくらい母乳を飲めたかを確認できます。
一般的には、
1g増えた体重 ≒ 約1mL飲めた母乳量
と考えられています。
測定方法は次のとおりです。
- 授乳前に赤ちゃんの体重を測る
- いつもどおり授乳する
- 授乳後にもう一度体重を測る
【授乳後の体重 − 授乳前の体重 = 飲めた母乳量】
※授乳前後とも同じ服装で測定しましょう。
※正確に哺乳量測定するためには、授乳中におむつが汚れても、体重測定が終わるまでは交換しないでください。

1回の授乳量だけで判断しないことが大切です
授乳前後の体重を測ると、
「今日は30mLしか飲めていない…」
と不安になることがあります。
しかし、赤ちゃんは毎回同じ量を飲むわけではありません。
例えば、その月齢で1回50mL程度飲んでほしい時期でも、
- 今回は30mL
- 次の授乳では60mL
- さらに1時間後に30mL
ということもよくあります。
そのため、1回の授乳量だけで母乳不足と判断する必要はありません。
大切なのは、
「今日1日を通して、必要な量が飲めているかな?」
という視点です。
最終的には体重の増え方で判断しましょう
1日トータルの授乳量が少し少ない日があっても、数日から1週間で体重が順調に増えていれば、過度に心配する必要はありません。
一方で、
- 体重が増えない
- 体重が減ってきた
- おしっこが少ない
- 元気がない
- おっぱいを吸う力が弱い
などの様子がある場合は、母乳量が不足している可能性も考えられます。
その際は、一人で悩まず、小児科や母乳外来、助産師へ相談しましょう。
必要に応じて、一時的に搾乳やミルクを補足した方がよい場合もあります。
授乳相談で「今回は30mLしか飲めませんでした」と心配されるママは少なくありません。でも、赤ちゃんはロボットではないので、毎回同じ量を飲むわけではありません。私たち助産師が大切にしているのは、1回の授乳量ではなく、赤ちゃんが数日から1週間単位で順調に成長しているかということです。数字だけに振り回されず、赤ちゃん全体の様子を見ながら育児を進めていきましょう。
授乳回数・授乳間隔の目安(月齢別)
「何時間おきに授乳すればいいの?」「授乳回数が少ない気がするけれど大丈夫?」
授乳をしていると、時間を見ながら「まだ早いかな?」「もう飲ませた方がいいのかな?」と悩むことがあります。
授乳回数や授乳間隔は、月齢や赤ちゃんの成長によって少しずつ変化していくものです。また、その日の体調や成長スパートなどによって、一時的に授乳回数が増えたり、間隔が短くなったりすることも珍しくありません。
そのため、授乳回数や授乳間隔だけで母乳が足りている・足りていないと判断することはできません。
助産師として授乳相談をしていると、「3時間空けなければいけないと思っていました」「授乳回数が多いから母乳不足ですか?」というご相談をよく受けます。しかし実際には、赤ちゃんの授乳リズムには大きな個人差があります。
大切なのは、授乳回数や間隔だけを見るのではなく、赤ちゃんの体重増加や、おしっこ・うんちの回数、授乳後の様子などを合わせて確認することです。
ここでは、月齢ごとの授乳回数・授乳間隔の目安や、1回の授乳時間の考え方について、助産師の視点から分かりやすく解説します。
💡 母乳が足りているか心配な方は、体重や排泄、授乳後の様子などを総合的に確認することが大切です。詳しくは「母乳が足りてるサイン(月齢別)」も参考にしてください。

授乳回数と間隔(月齢別)
授乳回数や授乳間隔には個人差がありますが、月齢が進むにつれて一度に飲める母乳量が増えるため、授乳回数は少しずつ減り、授乳間隔も長くなっていくのが一般的です。
ただし、「〇時間空いたから飲ませる」「〇時間空いていないから待つ」と時間だけで判断する必要はありません。 赤ちゃんがおっぱいを欲しがるサイン(口をパクパクする・手を吸う・おっぱいを探すようなしぐさ)が見られたら、授乳してあげましょう。
また、成長スパートや体調、暑い季節などは、一時的に授乳回数が増えたり間隔が短くなったりすることもあります。これは異常ではなく、赤ちゃんの成長に伴う自然な変化であることも少なくありません。
月齢別の授乳回数・授乳間隔の目安
| 月齢 | 授乳回数の目安 | 授乳間隔の目安 |
|---|---|---|
| 新生児〜1か月 | 8〜12回以上/日 | 1〜3時間 |
| 1〜3か月 | 7〜8回程度/日 | 2〜4時間 |
| 3〜6か月 | 5〜7回程度/日 | 3〜4時間 |
| 6か月以降 | 離乳食の進み具合による | 個人差が大きい |
※あくまでも目安です。授乳回数や授乳間隔だけで母乳不足かどうかは判断できません。
助産師からのポイント
新生児期は、よく眠っていても4〜5時間以上授乳が空く場合は、一度起こして授乳しましょう。 特に体重増加が少ない赤ちゃんや黄疸がある赤ちゃんでは、眠り続けてしまうことがあります。
一方で、生後2〜3か月頃からは、一度にしっかり飲めるようになり、自然と授乳間隔が長くなる赤ちゃんも増えてきます。赤ちゃんのペースを大切にしながら、体重増加やおしっこ・うんちの回数も合わせて確認していきましょう。
💡 授乳間隔の考え方や、月齢ごとの詳しいポイントについては、「授乳間隔の重要性|月齢別の目安と赤ちゃんの成長に合わせたポイント【助産師監修】」で詳しく解説しています。

授乳1回何分?
「片方10分ずつ飲ませないとダメ?」「5分で飲み終わるけど足りているの?」
授乳時間は、多くのママが気になるポイントです。しかし、授乳時間だけで母乳が足りているかどうかを判断することはできません。
赤ちゃんによって吸う力や飲み方は異なり、月齢が進むにつれて飲むのが上手になるため、短時間でしっかり飲めるようになる子もたくさんいます。
授乳時間の目安
| 月齢 | 1回の授乳時間の目安 |
|---|---|
| 新生児〜1か月 | 片側5〜15分程度(合計20~30分程度) |
| 1〜3か月 | 合計15〜25分程度 |
| 3〜6か月 | 合計10〜20分程度の赤ちゃんも多い |
※授乳時間には個人差があります。時間よりも「しっかり飲めているか」を確認することが大切です。
授乳時間より大切なチェックポイント
✅ 体重が順調に増えている
✅ おしっこが1日6回以上出ている
✅ 授乳後に満足そうな表情をしている
✅ 自然に乳首を離すことが多い
✅ 手足がリラックスしている
これらが見られる場合は、授乳時間が短くても十分に飲めている可能性が高いでしょう。
月齢が進むと授乳時間は短くなることも
生後2〜3か月頃になると、赤ちゃんはおっぱいを吸う力が強くなり、効率よく母乳を飲めるようになります。
そのため、新生児の頃は20〜30分かかっていた授乳が、10分程度で終わることも珍しくありません。
また、生後3〜6か月頃になると周囲への興味が広がり、「遊び飲み」をする赤ちゃんも増えてきます。一度の授乳時間が短くなっても、体重増加や排泄に問題がなければ、過度に心配する必要はありません。
「○分飲ませること」を目標にする必要はありません。大切なのは、赤ちゃんが必要な量を飲めているかです。授乳時間ではなく、体重の増え方やおしっこ・うんちの回数、授乳後の様子を総合的に見て判断しましょう。
月齢別ざっくり目安
赤ちゃんの授乳リズムは月齢とともに少しずつ変化します。
ただし、ここで紹介するのはあくまでも目安です。同じ月齢でも、よく飲んで間隔が空く子もいれば、少量ずつ頻回に飲む子もいます。
「目安どおりじゃないから大丈夫かな?」と心配する必要はありません。体重が順調に増え、おしっこやうんちがしっかり出ていて、機嫌よく過ごせていれば心配ないことがほとんどです。
月齢別 授乳の目安
| 月齢 | 授乳回数 | 授乳間隔 | 1回の授乳時間 |
|---|---|---|---|
| 新生児〜1か月 | 8〜12回以上/日 | 1〜3時間 | 20〜30分程度 |
| 1〜3か月 | 7〜8回程度/日 | 2〜4時間 | 15〜25分程度 |
| 3〜6か月 | 5〜7回程度/日 | 3〜4時間 | 10〜20分程度 |
| 6〜12か月 | 離乳食の進み具合による | 4〜5時間程度 | 個人差が大きい |
※個人差があります。授乳回数や授乳時間だけで母乳不足とは判断できません。
月齢ごとのポイント
🍼 新生児〜1か月
昼夜を問わず頻回授乳が基本です。まだ一度にたくさん飲めないため、1〜3時間おきに欲しがることも珍しくありません。体重増加やおしっこの回数を確認しながら授乳を続けましょう。
👶 1〜3か月
飲むのが上手になり、一度に飲める量も増えてきます。授乳時間が短くなったり、夜に少しまとまって眠る赤ちゃんも増えてきます。
🌼 3〜6か月
吸う力がさらに強くなり、短時間で効率よく飲めるようになります。周囲に興味が出てくるため、遊び飲みをする赤ちゃんも少なくありません。
🍚 6〜12か月
離乳食が進むにつれて授乳回数は少しずつ減っていきます。ただし、この時期も母乳やミルクは大切な栄養源です。離乳食の進み方に合わせて無理なく授乳を続けましょう。
助産師からのポイント
「○分飲ませること」を目標にする必要はありません。大切なのは、赤ちゃんが必要な量を飲めているかです。授乳時間ではなく、体重の増え方やおしっこ・うんちの回数、授乳後の様子を総合的に見て判断しましょう。

月齢別ざっくり目安
赤ちゃんの授乳リズムは月齢とともに少しずつ変化します。
ただし、ここで紹介するのはあくまでも目安です。同じ月齢でも、よく飲んで間隔が空く子もいれば、少量ずつ頻回に飲む子もいます。
「目安どおりじゃないから大丈夫かな?」と心配する必要はありません。体重が順調に増え、おしっこやうんちがしっかり出ていて、機嫌よく過ごせていれば心配ないことがほとんどです。
月齢別 授乳の目安
| 月齢 | 授乳回数 | 授乳間隔 | 1回の授乳時間 |
|---|---|---|---|
| 新生児〜1か月 | 8〜12回以上/日 | 1〜3時間 | 20〜30分程度 |
| 1〜3か月 | 7〜8回程度/日 | 2〜4時間 | 15〜25分程度 |
| 3〜6か月 | 5〜7回程度/日 | 3〜4時間 | 10〜20分程度 |
| 6〜12か月 | 離乳食の進み具合による | 4〜5時間程度 | 個人差が大きい |
※個人差があります。授乳回数や授乳時間だけで母乳不足とは判断できません。
月齢ごとのポイント
🍼 新生児〜1か月
昼夜を問わず頻回授乳が基本です。まだ一度にたくさん飲めないため、1〜3時間おきに欲しがることも珍しくありません。体重増加やおしっこの回数を確認しながら授乳を続けましょう。
👶 1〜3か月
飲むのが上手になり、一度に飲める量も増えてきます。授乳時間が短くなったり、夜に少しまとまって眠る赤ちゃんも増えてきます。
🌼 3〜6か月
吸う力がさらに強くなり、短時間で効率よく飲めるようになります。周囲に興味が出てくるため、遊び飲みをする赤ちゃんも少なくありません。
🍚 6〜12か月
離乳食が進むにつれて授乳回数は少しずつ減っていきます。ただし、この時期も母乳やミルクは大切な栄養源です。離乳食の進み方に合わせて無理なく授乳を続けましょう。
助産師からのポイント
授乳回数や授乳時間は、赤ちゃん一人ひとりで異なります。「〇回だから大丈夫」「〇時間空かないから足りない」と数字だけで判断する必要はありません。体重増加や排泄、授乳後の様子などを総合的に見ながら、赤ちゃんのペースを大切にしてあげてください。
💡 授乳間隔について詳しく知りたい方は、「授乳間隔の重要性|月齢別の目安と赤ちゃんの成長に合わせたポイント【助産師監修】」も参考にしてください。

よくある質問(Q&A)
授乳中は、「これって普通なのかな?」と小さな疑問が次々と出てくるものです。
ここでは、助産師として実際によく受ける質問を中心に、母乳育児中のママが不安になりやすいポイントについてお答えします。
泣くけど足りてることはある?
あります。
赤ちゃんは、お腹が空いたときだけではなく、眠い・抱っこしてほしい・暑い・寒い・おむつが気持ち悪いなど、さまざまな理由で泣きます。
体重が順調に増え、おしっこが1日6回以上出ていて、授乳後に満足そうな様子が見られる場合は、母乳不足ではないことがほとんどです。
「泣く=母乳不足」と決めつけず、赤ちゃんの様子を総合的に見てあげましょう。
張らないけど出てる?
はい。十分に出ている場合があります。
産後しばらくすると、ママの体は赤ちゃんが飲む量に合わせて母乳を作るようになります。
そのため、以前ほどおっぱいが張らなくなっても、母乳が不足しているとは限りません。
おっぱいの張り具合よりも、体重増加やおしっこ・うんちの回数を確認することが大切です。
片方しか飲まないけど大丈夫?
赤ちゃんが満足していて、体重も順調に増えているなら心配ないことが多いでしょう。
授乳のたびに左右交互に飲ませることを意識すると、左右の母乳量のバランスも保ちやすくなります。
片方だけで寝てしまう場合は、次の授乳では反対側から始めるのがおすすめです。
授乳後すぐ泣くのは母乳不足?
授乳後すぐ泣いたからといって、必ずしも母乳不足とは限りません。
眠い・げっぷが出ない・抱っこしてほしいなどが原因で泣くことも多くあります。
まずは抱っこをしたり、げっぷをさせたりして様子を見てみましょう。
それでも毎回激しく泣き続けたり、体重増加が悪かったり、おしっこが減っている場合は、母乳量が不足している可能性もあるため、助産師や医師へ相談することをおすすめします。
授乳中に赤ちゃんが寝てしまいます。起こした方がいい?
新生児期は、授乳の途中で眠ってしまう赤ちゃんも少なくありません。
足の裏をやさしく刺激したり、背中をさすったり、姿勢を少し変えてあげると目を覚ましやすくなります。
特に生後1か月頃までは、体重増加や黄疸の影響もあるため、長時間眠り続ける場合は授乳のために起こしてあげることも大切です。
母乳だけで足りているか、一番確実に確認する方法は?
最も分かりやすい判断材料は、赤ちゃんの体重増加です。
それに加えて、
- おしっこが1日6回以上出ている
- 機嫌よく過ごしている
- 授乳後に満足そうな様子がある
これらを合わせて確認すると、母乳が足りているか判断しやすくなります。
心配な場合は、ベビー用体重計で授乳前後の体重を測定したり、助産院や母乳外来で授乳の様子を見てもらうのもおすすめです。
助産師からひとこと
母乳育児には「これが正解」という一つの答えはありません。
赤ちゃんの個性や成長、ママの体調によって授乳のリズムは変わります。
大切なのは、授乳回数や時間だけにとらわれず、赤ちゃんが元気に成長しているかを総合的に見守ることです。
不安なときは一人で抱え込まず、産院や助産院、地域の相談窓口を頼ってくださいね。
助産師が選ぶおすすめグッズ
母乳育児は、ママ一人で頑張りすぎる必要はありません。授乳時間中、いかにラクに続けるかが大切です!
便利な育児グッズを上手に取り入れることで、授乳がラクになったり、母乳育児を続けやすくなったりすることがあります。
私は助産師として多くのママの授乳をサポートしてきましたが、「もっと早く知りたかった!」と言われるアイテムも少なくありません。
ここでは、実際に母乳育児中のママにおすすめしやすいグッズを紹介します。
授乳クッション
このアイテムが一番おすすめ!とにかく一日に何度も必要な授乳は、『ママの負担は最小限で、いかにラクにあげるか』です!
授乳中は、ママの腕や肩、腰に大きな負担がかかります。授乳クッションを使い、赤ちゃんの体重をママの負担は最小限に無理なく支えられ、正しい授乳姿勢を保ちやすくなるため、肩こりや腰痛の予防にもつながります。
何度も行う授乳や、毎日のお世話に腱鞘炎になる方も少なくありません。
授乳する際は、ママが赤ちゃんをほとんど支えなくてもラクに授乳できるよう、授乳クッションで赤ちゃんとの高さを合わせ、すきまにはタオルなど使用し、姿勢を整えましょう!
こんな方におすすめ
- 授乳のたびに腕が疲れる
- 前かがみになってしまう
- ラッチオンがうまくいかない
👉 おすすめの授乳クッションはこちら
授乳クッション
赤ちゃんに触れる授乳クッションは、洗えることが大切!丸洗いも可能で、カバーだけ外して洗濯も可能。カバーは有機栽培で育てたオーガニックコットンのダブルガーゼ生地なので、洗濯する度に風合いがよくなります。
こちらの品は、素材から縫製製品加工まで日本製にとことんこだわった安心仕上げ。
人体に影響を与える残留物質がほぼない無添加の安心安全な工法。
両端にボタンがあるので、とめる位置を変えることによって抱き枕などとしても使用可能なので長く使えます。
搾乳器
赤ちゃんが直接飲めないときや、母乳量を増やしたいときには搾乳器が活躍します。
特に電動タイプは短時間で効率よく搾乳できるため、毎日使う方には負担を大きく減らしてくれます。
こんな方におすすめ
- 母乳量を増やしたい
- 赤ちゃんに直接飲ませられない
- 外出や復職に備えたい
- 乳首が痛いので直接授乳が苦痛
👉 おすすめの電動搾乳器
ピジョン 母乳アシスト 搾乳器 電動
搾乳したものは母乳!何らかの理由があるなら、ドンドン取り入れて使用してOKな便利な品です。
何より、母乳分泌がほぼない場合も刺激をしてくれるので、その刺激に反応してママの体は母乳を作ろうとするホルモンが増加します。
おっぱいが痛い、切れて吸われるのが辛い、そんなときは直接授乳しなくても搾乳したものをあげてOK!授乳の時間が苦痛になるくらいなら、直接飲ませず搾乳しましょう。
母乳保存バッグ
搾乳した母乳を衛生的に保存できる便利なアイテムです。
冷蔵・冷凍保存ができるため、夜間授乳の準備や家族に授乳をお願いしたいときにも役立ちます。
👉 おすすめの母乳保存バッグ
母乳保存バッグ
冷蔵でも冷凍でも対応できる母乳バッグです。
購入時は、母乳量と赤ちゃんの1回あたり飲む量を考慮して、その量に適したバッグを購入しましょう。画像は40㎖用ですが、もっと少量のものもありますし、100㎖を超えるものもあります。
搾乳器を使用している場合は、その搾乳器から直接バッグにためていけるものもあるので、そのメーカーのもののほうが便利かもしれません。
授乳ブラ/授乳キャミ
締め付けの少ない授乳ブラは、授乳しやすいだけでなく、おっぱいへの負担も軽減してくれます。
片手で授乳しやすいタイプを選ぶと、赤ちゃんを抱っこしたままでもスムーズに授乳できます。
👉 おすすめの授乳ブラ・授乳キャミ
乳房を圧迫して母乳の妨げになりそうなワイヤーは避け、おっぱいの垂れ防止も考慮されたものを選んでいます。
マタニティウェア、授乳服、ベビー服の専門ブランド〝エンジェリーベ″なので安心♪
24万枚を売り上げたノンワイヤー授乳ブラ。支える力と横流れを防いでくれるホールド感が人気です。
授乳中でない場合や、妊娠初期の方は1~2サイズ大きめを購入しましょう。乳腺が発達してサイズアップします。
授乳キャミ
こちらもブラと同じくエンジェリーベのものです。
普通のキャミと違って授乳用なので、キャミのすそからめくらなくても、授乳できるようになっています。
やさしい着け心地なのに、キレイなバストラインをキープしてくれるのも嬉しいポイントです。
ベビー用体重計
母乳が足りているか不安なとき、最も安心材料になるのが体重の増え方です。
授乳前後の体重を測ることで、飲めた母乳量の目安も確認できます。
頻繁に使うものではありませんが、母乳育児が軌道に乗るまでの期間はとても心強いアイテムです。
👉 おすすめのベビー用体重計
1g単位で授乳量がわかるTANITAのその名も『nometa』

1g単位で正確に測れるので、母乳を飲んだ量を数字でみることができます。
飲めた母乳量から、ミルクを補足する量を考えることができます。赤ちゃんの飲めた量がハッキリわかるので、ミルクを足すべき量がハッキリわかります。ということは、ミルクの足しすぎが防止でき、母乳を飲む回数が減ってしまう心配を減らすことができます。
体重計レンタルおすすめのサイトはこちら
ベビー用体重計で授乳量をしっかり見ていきたい時期は短いので、レンタルで済ませるというのもおすすめです。必要な時期だけレンタル。レンタルもタイミングよければ新品レンタルができることもあります!
レンタルですが、新品でない場合はプロによる分解・洗浄が行われています。
必要な時期だけ借りて賢く育児【トイサブ!レンタル】新規顧客獲得プロモーション助産師からひとこと
母乳育児に必要なのは、「全部そろえること」ではありません。
ママと赤ちゃんに合ったものを必要なときに取り入れるだけで、授乳の負担がぐっと軽くなることがあります。
育児は毎日の積み重ねです。便利なグッズも上手に活用しながら、ママ自身が無理せず、少しでもラクして笑顔で過ごせることを大切にしてください。
心配なときの相談先(助産師の視点)
「母乳が足りているのか分からない」「体重が増えているか心配」「このまま母乳育児を続けて大丈夫かな?」
育児をしていると、不安になることは誰にでもあります。
赤ちゃんは一人ひとり違うため、インターネットで調べても「うちの子は当てはまらない」と感じることも少なくありません。
そんなときは、一人で抱え込まず、専門家に相談してみましょう。少し話をするだけでも安心できたり、授乳のコツが分かったりすることがあります。
母乳外来
母乳外来では、授乳の様子を実際に見ながらアドバイスを受けられます。
- 母乳が足りているか確認したい
- 赤ちゃんがうまく吸えない
- 乳首が痛い
- 母乳量を増やしたい
- 混合育児の進め方を相談したい
このような悩みがあるときにおすすめです。
赤ちゃんの体重測定や授乳量の確認ができる施設も多く、母乳育児への不安を軽減しやすくなります。
出産した産院が、母乳に力を入れているなら出産した産院、あまり力を入れてなさそうなら近所に助産院がないか探してみてください。
助産師相談
助産師は、ママと赤ちゃんの授乳や育児をサポートする専門家です。
授乳方法だけでなく、
- 抱っこの仕方
- 授乳姿勢
- 搾乳方法
- 混合育児
- 卒乳・断乳
など、幅広い相談ができます。
「こんなことで相談していいのかな?」と思うようなことでも大丈夫です。
不安を一人で抱え続けるより、早めに相談することで安心して育児を続けられることが多くあります。
自治体の相談窓口
各自治体では、保健センターや子育て支援センターなどで育児相談を行っています。
保健師や助産師が相談に応じてくれるほか、赤ちゃんの体重測定ができる自治体もあります。
費用がかからない場合も多いため、「少し体重を確認したい」「話を聞いてほしい」というときにも利用しやすいでしょう。
『もう無理!』誰も助けてもらえる人がいないし、お友達もいないし…という際のヘルプも地元の保健センターなどに電話でヘルプを出してください。体重増加だけでなく、家庭訪問なども実施されていて、継続してみてもらうことも可能です。
オンライン相談の活用
外出が難しい時期や近くに相談できる場所がない場合は、オンライン相談も便利です。
スマートフォンやパソコンを使って、自宅にいながら助産師へ相談できます。
赤ちゃんが小さい時期は外出だけでも大変です。オンライン相談なら、自宅で授乳の様子を見てもらいながらアドバイスを受けられるサービスもあります。
このような場合は早めに相談しましょう
次のような症状がある場合は、早めに産院や小児科、助産師へ相談することをおすすめします。
- 赤ちゃんの体重が増えていない
- おしっこが1日6回未満の日が続く
- 元気がなく、授乳中もすぐ眠ってしまう
- おっぱいをほとんど吸わない
- 発熱やぐったりしている
- お母さんのおっぱいが強く痛む、赤く腫れている
特に新生児期は赤ちゃんの状態が変わりやすい時期です。
「様子を見よう」と迷うより、「相談して安心できた」と思える方が、ママにとっても赤ちゃんにとっても良い結果につながることが少なくありません。
助産師からひとこと
私は助産師として多くのママと関わってきましたが、「もっと早く相談すればよかった」と話される方はたくさんいらっしゃいます。
母乳育児に正解はありません。
赤ちゃんによって飲み方も、ママによって母乳の出方も違います。
一人で悩み続けるより、「大丈夫ですよ」と専門家に確認してもらうだけで、安心して育児を楽しめることもあります。
どうか、ママ一人で頑張りすぎないでくださいね。
まとめ
「母乳が足りているのかな?」という不安は、多くのママが一度は経験します。
でも、授乳時間や授乳回数だけで母乳不足かどうかを判断することはできません。
本当に大切なのは、
- 赤ちゃんの体重が順調に増えていること
- おしっこが1日6回以上出ていること
- 授乳後に満足そうな様子があること
- 機嫌よく元気に過ごしていること
こうした赤ちゃん全体の様子を総合的に見ることです。
もし「母乳が足りないかもしれない」と感じても、焦る必要はありません。
頻回授乳や授乳姿勢の見直し、搾乳の活用などで母乳量が増えるケースはたくさんありますし、必要に応じて混合育児を取り入れることも、ママと赤ちゃんにとって大切な選択肢の一つです。
そして、どうしても不安なときは、一人で抱え込まずに助産師や医師へ相談してください。
母乳育児に「こうしなければならない」という正解はありません。
ママと赤ちゃんに合った方法を見つけながら、少しずつ授乳のリズムを作っていけば大丈夫です。
このページが、母乳育児に悩むママの不安を少しでも軽くし、「大丈夫なんだ」と安心して育児を楽しめるきっかけになれば、とてもうれしく思います。
関連記事
母乳育児についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。









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