ママの血液から作られる母乳。成分の80%以上は水分です。ママの水分不足は、母乳の出が悪くなる原因になり、乳腺炎の原因にもなりかねません。
適切な水分摂取は、母乳の量や質を向上させる有益なものとなります。
この記事では、妊娠中・授乳中のママにおすすめの飲み物をご紹介。毎日必須の水分摂取だからこそ、身体にいいもの、飲みやすいものをチョイスして、水分不足を予防&赤ちゃんにもいい影響を与えていきましょう。
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食べ物・飲み物は母乳に関係する?
「揚げ物を食べると母乳が詰まりやすい」「お餅を食べると母乳が出やすくなる」などと聞いたことはありませんか?昔から母乳と食生活は関連すると考えられており、産院や助産師から、食生活に気を付けるよう指導されることもあります。
実際、母乳の質に食生活が関連するという医学的根拠は、現時点ではないとされています。しかし、ママによっては『コレを食べると必ず胸の張りがひどくなって詰まってしまう』などということがあるのは事実です。
母乳は乳房のなかにある乳腺で作られますが、乳腺も毛細血管のようなもので、毛細血管に血液が取り込まれ母乳が作られます。乳腺も血管と同じように考えれば、脂肪分の高いものを食べたり、水分不足になれば血液がドロドロして細い血管が詰まってしまう(乳腺がつまる⇒乳腺炎になる)ということが起こります。
サラサラで質の良い母乳は、栄養バランスのとれた食事と水分補給が大切ということになります
母乳育児中に水分摂取が必要な理由
母乳の約87%は水で構成されているため、ママの十分な水分摂取は母乳の分泌を促進し、母乳の量や質を維持するうえで不可欠となります。
母乳をあげていると喉が渇くことが多いのも、母乳に水分を奪われているからです。水分摂取が不足すると、脱水症状を引き起こす可能性もあり、脱水を起こすことで体調不良や疲労感が起こり、乳腺の詰まりや乳腺炎などのリスクを増加させてしまいます。
ママが十分な水分摂取をしない場合、母乳の量が減少してしまう可能性がありますが、これは逆に考えると十分な水分摂取をすることで、母乳量を増やすことができる可能性も十分あります。
適切な水分摂取が母乳の量を増やし、母乳の質も向上。母乳濃度も適切に保たれ、赤ちゃんにとっても最適な栄養バランスで提供することができます
母乳育児中の水分摂取目安量と摂取方法
水分摂取目安量
一般的な成人の水分摂取量は、体重1kgあたり約30~40mlが必要です。身体に必要な水分摂取量をみてみましょう。
- 体重50kg⇒約1.7L
- 体重60kg⇒約2.1L
- 体重70kg⇒約2.4L
これは参考ですので、汗をかいたりする量や体調、環境によっても変わります。
普段の水分摂取量が上記なので、母乳をあげている際はその分がプラスで必要となります。
摂取方法
摂取量
一般的に必要な水分摂取量が2L程度とすると、これはコップ8~10杯分程度に相当します。これに母乳量+αで摂取することが必要なことを意識しましょう。
のどの渇きを感じる前に飲む
のどが渇きは脱水の初期症状の一つになるので、のどの渇きを感じる前に意識して飲むようにしましょう。のどが渇いたと感じる場合には、早めに水分補給することで脱水を予防していきます。
水分を近くに準備しておくなどして、意識してこまめに摂取することが大切です。筆者の場合は、ペットボトル1本に水分を入れておいて、『これは午前中に飲もう』などと意識していました。
カフェインやアルコールは控えめにする
カフェインは厳禁ではないので少量なら構いませんが、カフェインもアルコールも利尿作用があるため、水分の失われが促進されます。母乳育児中はなるべくカフェインやアルコールは控え、代わりに水やカフェインレスの飲み物を選ぶようにしましょう。
常温または温かいものを摂取
冷たい飲み物は体を冷やすので、血行の促進は妨げられてしまいます。摂取する際には、常温または温かい飲み物がおすすめです。
授乳中におすすめの飲み物
妊娠中・授乳中でもおすすめできる飲み物としては、水・麦茶などもありますが、ここでは血流をよくすることで、母乳量増やしたり、乳腺炎予防などにもなるような効果のあるものをメインにご紹介します。
ハーブティ
一般的に良いものとして紹介されることの多いハーブティーですが、ハーブは種類が豊富なので、種類によっては母乳の出を悪くしてしまうハーブもあります。実際に購入される際には、商品説明を確認してから購入するようにしましょう。
ここではまず、母乳のことを考えて作られたハーブティーをご紹介します。
『AMOMA』のハーブティー農薬や化学肥料を一切使わずに栽培されたハーブを使用し、母乳に良いとされるたんぽぽやフェンネルやネトルなど8種類のハーブが配合。ハーブが相互作用することで、最大限に力が発揮できるよう考案、国内の工場で加工・製造されています。
配合されている8種類が、母乳に与えてくれる効果を中心にまとめてみました。
- フェンネル:乳腺を刺激し、母乳分泌を増やす効果がある
- ネトル:豊富なミネラルやビタミンが含まれ、特に鉄分が豊富。鉄分は貧血予防や母乳の栄養価を向上
- フェヌグリーク:乳腺を刺激し、母乳分泌を促進。消化を助け、水分バランスを整えることで母乳の質向上
- たんぽぽ:利尿作用があり、余分な水分や老廃物を排出。ビタミン、ミネラルが豊富で健康を保つ
- レモンバーベナ:リラックス効果があり、ストレス軽減することで母乳分泌を促進。消化も助け、消化器系の健康サポート
- クリーバース:抗菌作用があり、乳腺の健康を保つ
- レモングラス:リラックス効果がありストレス軽減から母乳分泌を促進。胃腸の調子も整えられる
- ジンジャー:体を温めることで乳腺の血行を促進して母乳分泌を促進。消化促進や体を温める効果もある
ハーブティは日本でも用意されている産院もあったり、ヨーロッパ特にドイツでは【産後の水分補給はノンカフェインのハーブティ】とされており、産院でも常備されています。
ここでご紹介しているハーブティは母乳分泌促進用ですが、乳腺炎を繰り返すママ向けや母乳が出すぎているママ向けのハーブティも作っています。母乳育児ママの強い味方のブランドなのでおすすめです。
『AMOMA』のハーブティールイボスティ
カフェインフリーで血流促進してくれることから、母乳の分泌促進が期待できるルイボスティ。
カリウム、マグネシウム、リンなどのミネラルや、豊富な抗酸化物質が含まれており免疫を強化、体内の炎症を抑制する効果もあります。離乳食をスタートさせた赤ちゃんも飲むことができるお茶です。
ルイボスティはハーブティとして飲むことが一般的ですが、ハチミツやレモンを加えてもおいしくいただけます。
水出し可能なルイボスティ
忙しい毎日、お湯を沸かして煮出すというのは手間。水出しでもOKなルイボスティが人気です。
amazonで5つ★評価の4.4。8,500件以上の評価があるルイボスティがこれ。水出しでも飲めるので、お手軽なのが嬉しいです。
ペットボトルでルイボスティ
水でお茶を出すのも手間な場合は、ペットボトルで購入してしまいましょう。やはり売れ筋No.1も、手間のかからないペットボトルタイプです。しかもラベルレス。捨てるときの手間も省けます。
ハーブティとルイボスティなど贅沢三昧なティ
ハーブティもいいけど、ルイボスティもいいし、よく耳にするたんぽぽとか全部1つのお茶に入ってたらいいのになが叶えられたママのためのお茶のご紹介です。
葉酸サプリや妊活サプリなどで有名なBELTA(ベルタ)から販売されているBELTAルイボスティ。
成分だけでなく、BELTAはママのために下記こだわりを持っています
- オーガニック認証すみ。ハーブを含む13種類のオーガニック原材料
- 無添加・無香料、ノンカロリー、ノンカフェイン
- 残留農薬検ゼロ、残留放射性セシウムゼロ
- FSSC食品安全マネジメントシステム認証工場で製造
オーガニック成分がバランスよく配合されています。
ハーブ10種類(ルイボス、ローズヒップ、バラの花、エルダーフラワー、たんぽぽ根、ネトル、マキベリー末、月桃葉、シャタバリ、アサイーエキスパウダー)、ビタミンC(ローズヒップ)、スーパーフルーツ(マキベリー、アサイー)、ポリフェノール(月桃葉、黒大豆)
成分の一つ一つをみてみましょう。
- ルイボス:ストレス軽減や免疫力向上に役立ち、抗酸化物質も多く含むため健康に役立つ
- ローズヒップ:ビタミンCや抗酸化物質が豊富で、免疫システムが強化、健康が促進
- バラの花:抗炎症効果やリラックス効果があるため、ストレスや不安をやわらげる
- エルダーフラワー:風邪などの症状を軽減するといわれているため、授乳中の体調を良好に保つ
- たんぽぽ根:肝臓の機能をサポートし、デトックス効果がある。母乳の質を良好に保てる
- ネトル:豊富なミネラルやビタミンが含まれ、特に鉄分が豊富。鉄分は貧血予防や母乳の栄養価を向上
- マキベリー:抗酸化物質が豊富で、免疫力が高められる。母乳の質を良好に保つ
- 月桃葉:抗菌作用があり、乳腺の健康も保たれる
- シャタバリ:昔から乳汁分泌がUPするとされているため、母乳分泌UP
- アサイーエキスパウダー:抗酸化物質が豊富で、免疫力が高められる。母乳の質を良好に保つ
- 黒大豆:母乳分泌UPが望めるだけでなく、抗酸化物質も豊富なので母乳の質を良好に保つ
ここから購入すると、初回67%OFFから始められます。
ベルタルイボスティー黒豆茶
黒豆茶には女性ホルモンと似たはたらきをするイソフラボンの成分を含み、美味しさだけでなく、女性ホルモンのバランスがサポートされ、健康全体がサポートされることが期待される飲み物です。美味しく飲んで、母乳の質と量をサポートを目指していきましょう。
黒豆茶の特長をみてみましょう
- 栄養価が高い:鉄分、カルシウム、ビタミンB群などの栄養素が豊富。これらの栄養素が母乳の質を向上させる効果が期待できる
- 身体を温める効果:出産後、身体が冷えやすくなりやすいが、黒豆茶の成分が体を温め、血行を促進する助けになる。これにより、母乳の分泌がスムーズになる
- リラックス効果:黒豆茶にはリラックス効果があるため、ストレスを和らげる作用が期待される。リラックスすることで、心地よい授乳環境をつくることが期待できる
黒豆茶を選ぶ際にも、安心なものを品質にこだわって選びたいものです。ここでは、筆者も飲んでいる黒豆茶をご紹介。アマゾンで販売されている黒豆茶のなかでは一番売れています。
国産で安心なのが一番なのと、テーバックなので簡単に入れられて、ゴミも少ないことが筆者の購入の決め手、継続の決め手は、おいしさでした。一度、試してみてくださいね~
国産 黒豆茶 ノンカフェイン 健康茶
100%北海道産の黒豆茶を直火焙煎。残留農薬検査実施済み、香料ゼロ・保存料ゼロ・カフェインゼロ。
赤ちゃんに母乳をあげるママでも安心して飲むことができます。
黒豆茶、飲み始めるとクセになり、筆者自身も水筒に入れて持ち歩いています。
たんぽぽ茶・たんぽぽコーヒー
コーヒーが好きだけど、カフェインが気になって…という方には、安心して飲めるノンカフェインのたんぽぽコーヒーがおすすめ。
たんぽぽ茶とたんぽぽコーヒー、一緒に紹介するのは原料が同じ【たんぽぽの根】を使用しているからです。単なるハーブではなく、長い歴史と多彩な健康効果が秘められています。
たんぽぽの根は栄養価が高く、昔から健康のために利用されてきました。違いを簡単にまとめると以下のとおり。
- たんぽぽ茶:たんぽぽの根をお湯で煮だしたもの
- たんぽぽコーヒー:たんぽぽの根を焙煎し粉末にしたもの
たんぽぽの特長をみていきましょう
- カフェインフリー:たんぽぽを使用した茶・コーヒーはカフェインを含まないので、赤ちゃんへの影響を気にせず摂取できる
- 自然なデトックス:天然のデトックス効果があり、体の中の余分な水分や毒素を排出してくれるので、すっきりとした体調を保つのに役立つ
- ミネラル豊富:授乳中のママの体調維持にとても重要なカリウムやカルシウム、マグネシウムなどミネラルが豊富。むくみ解消や冷え性改善のサポートにもなる
- 肝機能サポートや消化促進:内臓を健康に保つ効果も期待
たんぽぽ茶
【味】ハーブティーに近い味わい。清涼感や爽やかさを感じる。
【飲み方】自分好みでOK!ストレートで水分補給にホットでもアイスでもいいし、その日の気分でハチミツやレモンを加えるのもおすすめ。夏場やアイスで飲むと爽やかでリフレッシュできます。
【いれ方】ティーポットに茶葉を入れ、沸騰させたお湯をゆっくり注ぎます。約5分ほど蒸らすと茶葉がしっかり広がるのでカップに注げば出来上がり。 ※長めに蒸すと濃いめになり、短くすると軽い味わいになるのでお好みでどうぞ。
今回は、私自身が色々試したなかでも、苦味やクセが少なく飲みやすいと感じたものをご紹介。ティーバックなので扱いやすいのもおすすめ。
ママセレクト たんぽぽ茶 国内焙煎 ティーバック
ノンカフェイン・保存料不使用・着色料不使用・残留農薬検査、放射性物質検査実施、安全性確認済み
たんぽぽコーヒー
【味】本物のコーヒーに似て、風味がよく香ばしい。ナッツのような香ばしさがあります。苦~いコーヒーが好きな私自身には、正直、少し物足りなさがありましたが、カフェインゼロだけでなく、たんぽぽの根で血流をよくしている=身体にいいことしてると思うと、満足して飲めました。コーヒーが苦手でも飲める優しい味わい。
【いれ方】たんぽぽコーヒーの粉をフィルターに入れ、お湯を注ぐ。ゆっくり抽出すれば香り高い一杯が完成。
こちらも私自身が試したなかで、扱いやすかったティーバックタイプをご紹介。1つのティーバックで数杯飲めました。
ママセレクト たんぽぽ珈琲 国内製造 ティーバック
ノンカフェイン・保存料不使用・着色料不使用・残留農薬検査、放射性物質検査実施、安全性確認済み
まとめ
ハーブティ、ルイボスティ、黒豆茶、たんぽぽ茶・たんぽぽ珈琲などは、母乳をあげながらも安心して摂れる水分です。それぞれ血流がよくなったり、ストレス緩和してくれたり嬉しい効能があるので、自分に合っていると思えるものを試してみましょう。
お茶やコーヒーを作るのに、水からこだわりたいという方も多いです。育児で忙しい期間は、ウォーターサーバー設置される方も多いので、赤ちゃんにもOKなウォーターサーバーを利用するのも便利。赤ちゃんのミルク作りに使えるサーバーを選ぶようにしましょう。赤ちゃんには利用のしないほうがよい水もありますので、次の記事も参考にしてください。
赤ちゃんのミルク作り~ウォーターサーバー使える?~絶対押さえるべきポイント
母乳をもっと増やしたい、出したいと悩まれてる方は次の記事も参考にどうぞ。
母乳を効率的に増やしたい場合は、搾乳もおすすめです。搾乳の方法やメリットなども記事がありますので、搾乳の記事を参考にどうぞ。
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