授乳間隔の重要性|月齢別の目安と赤ちゃんの成長に合わせたポイント【助産師監修】

「うちの子、授乳間隔が短すぎる?」「長く開いてしまって大丈夫?」

はじめての育児だと、時間がを気にしてしまい不安になるママが多いです。

授乳間隔は、月齢や赤ちゃんの発達により変化します。今回は、月齢別の目安や、間隔が乱れたときの対処法、離乳食との兼ね合いまでまとめて解説します。

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目次

【月齢別】授乳間隔の目安

赤ちゃん画像

新生児~生後1ヵ月

この時期は、昼夜問わず1~3時間おきが基本

まだ飲む力が弱く、少しずつしか飲めません。夜中も授乳が必要です。

この時期、気をつけたいのは【授乳間隔を開けすぎないようにすること】です!よく寝てると思ったら、実は体重が増えていなくて眠り続けていたり、黄疸が上がって起きてこれずに寝てしまっていることがある時期です。

母乳が足りているか足りていないか分からない場合は、次の記事を参考にしてください。→早速、母乳が足りているか判断できるよう記事をみてみる。

生後2~3ヵ月

飲む量が増え、リズムもつき始めます。3~4時間おきが目安にはなりますが、睡眠がまとまってくる子も増えます。

生後4~6ヵ月

一度に飲める量が増え、4時間前後あくことが多くなります。夜間授乳が減る子も増えてきます。

授乳後の落ち着いて時間は、読み聞かせにもぴったりです。読み聞かせは早い時期から始めるのがオススメ。読み聞かせをすることで、言葉のシャワーとなり、赤ちゃんはたくさんの言葉をインプットします。筆者の息子は生後1ヵ月から読み聞かせを始め、小学生からスポーツ少年だったにも関わらず、国語だけはとても出来る子で、東大に現役で入りました。読み聞かせ、オススメです。→ 早速、読み聞かせの記事をみてみる

生後7~9か月

離乳食がスタートし始め、4~5時間おきに。離乳食後の授乳がメインになります。

生後10~12か月

離乳食がしっかり進めば、授乳回数はさらに減少。1日3回+寝る前程度になる場合も。

授乳間隔に影響を与える要因

眠る赤ちゃん画像

赤ちゃんの成長と発達

成長スパートの時期は、授乳間隔が短くなることもあります。

母乳の供給量

まだ安定しない時期は、頻回授乳になることがよくあります。母乳を効率的に増やしたいときは、搾乳を利用するといい場合も多いです。

一時的でも搾乳を利用し、母乳量が増えると次のような好循環になります。

母乳量が増える⇒赤ちゃんが飲みやすくなり、しっかり吸って飲んでくれる⇒しっかり吸ってくれるので、もっと母乳がでるという好循環のサイクルに入ることができます。

母乳量UPをの方法を知りたい方は次の記事を参考にしてください。⇒ 早速、母乳量UPのための記事をみてみる。

搾乳も母乳量UPに、非常に有効です。⇒ 搾乳も記事をみてみる。

赤ちゃんの健康状態

新生児などの月齢が浅い場合は、黄疸が強い、体重増加が少ないなどで授乳の状態が変わります。

暑さ・寒さ、発熱などでも授乳間隔が変動します。

授乳間隔が不規則な場合の対処法

授乳間隔が短くなる場合

  • 成長期の可能性
  • 空腹より「安心感」を求めている
  • 室温や乾燥で喉が渇く

抱っこやスキンシップで様子をみる、気温調整も◎

授乳間隔が長くなる場合

  • まとめて飲めるようになった
  • 眠りが深くなっている
  • 体調不良のサインのことも

月齢にもよりますが、新生児で4~5時間眠っている場合は起こして飲ませるようにしましょう。その他の月齢は、しっかりオシッコやウンチが出ているか、体重も問題なく増えているかを気にしましょう。

離乳食開始後の授乳間隔

野菜をかじる赤ちゃん画像

離乳食と授乳のバランス

離乳食のスタートは、食事の練習をスタートしただけです。離乳食初期のメインは、母乳またはミルクです。

スムーズに離乳食へ移行するためのポイント

授乳前に離乳食をあげるようにしましょう。空腹のため、興味がUPします。興味がなさそうなら一旦ストップでも可!

進み具合は個人差が大きいので、焦らなくて大丈夫!

卒乳と授乳間隔の変化

卒乳を考えるべきタイミング

  • 日中の授乳が減ってきた
  • しっかり離乳食が3回になった
  • 授乳が眠くなったときなど、「習慣」のみになってきた

卒乳に向けてのステップと注意点

  • 離乳食の量も増えてきたら、授乳回数を少しずつ減らしていきましょう
  • 就寝リズムを整える
  • 寝かしつけ方法を複数持つと◎

我が家は必ず寝かしつけに『絵本の読み聞かせ』をしていました。赤ちゃんの頃から何かルーティーンを作っておくのはオススメ。読み聞かせは、スマホやyoutubeを見せるのと違い、睡眠前の光刺激をなくし安眠へと導けます。読み聞かせの効果など次の記事を参考にしてください。→早速、絵本読み聞かせの記事を見に行く。

授乳間隔に関するよくある質問

質問画像

授乳中に赤ちゃんが寝てしまうときの対処法は?

うとうとしかけたら、ジッとしているのではなく、少し体勢を変えてみたり体を触ってあげましょう。

足の裏を軽くさする・押す。背中をトントンする。肩甲骨周りをなでるなどすると起きやすいです。

赤ちゃんが満足しているか見分ける方法は?

飲んだ後機嫌よく、手足もリラックスして、体重が順調に増えているならしっかり飲めていると言えるでしょう。

母乳が足りているのか、飲めているのか見分け方が分からない場合は、次の記事も参考にしてください。→ 早速、母乳不足か見分ける記事を見に行ってみる。

専門家に相談するべきタイミングは?

  • 体重増加がよくない
  • 哺乳量が少ない
  • 授乳間隔が極端に短縮・延長する
  • 常に赤ちゃんが泣いて飲まない、逆におっぱいから離れない
  • 授乳時間に起こしても起きてこない、飲まない

ママが不安な際は、上記以外も専門家に相談しましょう。

新生児期であれば、出産した産院へ電話相談。1ヵ月健診も終わっていて、産院で母乳をみるシステムがないなら、オススメは助産院です。

1ヵ月健診が終わっていなくても、母乳の相談であれば助産院でもOKですが、1ヵ月健診が終わっていない場合で赤ちゃんが低出生体重児・黄疸が強い・何らかの問題を言われている場合は助産院より産科へ連絡相談しましょう。

地域の保健センターなどへ相談すると、赤ちゃんの体重をみてくれたり、訪問してくれるサービスもあります。

まとめ

  • 授乳間隔は、月齢・発達で自然に変化
  • 離乳食開始や卒乳のタイミングでも授乳間隔は変動する
  • 困ったときは、専門家に相談してOK!!

授乳は、赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの時間です。不安になりすぎず、少しずつリズムを整えていくことができれば◎。

ただ、不安が多くつきまとうのも授乳。不安なことは、うまく専門家や地域サービスを利用しながら楽しく子育てしていきましょう。ここでもママの不安解消できるよう記事を作成していきますので、活用してくださいね。

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