【完全版】出産準備バッグの中身と入院準備の始め方|いつから・何が必要?わかりやすく解説【助産師監修】

はじめての出産を控え、「入院準備っていつから始めればいいの?」「出産準備バッグって何を入れればいいの?」と悩んでいませんか?妊娠後期に差しかかると、出産に備えて入院準備を整えておくことはとても大切です。

このページでは、

  • 出産準備バッグの種類(陣痛・入院・退院バッグ)
  • それぞれのバッグに入れるべき中身一覧
  • 準備を始める時期の目安や選び方のコツ

などを、わかりやすく解説しています。この記事を読んで準備すれば安心して出産の日を迎えられます。

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目次

出産の入院準備を始める時期と必要性

出産が近づいてくると、いよいよ「入院の準備を始めなきゃ」と思い始める方も多いのではないでしょうか。
けれど、「いつから?」「何を?」「どうやって?」と、初めての出産では分からないことだらけです。

いざ陣痛や破水が始まってから慌てないためにも、入院準備は早めに、計画的に進めておくことが大切です。

この章では、

  • 入院準備を始める時期の目安
  • なぜ入院準備が必要なのか
    について、分かりやすくご紹介していきます。

入院準備を始める時期の目安

出産に備えた入院準備は、妊娠30週頃(妊娠8か月)を目安に始めるのが一般的です。赤ちゃんは予定日より早く生まれることもあるため、早めの準備が安心につながります。

準備を始める時期の目安

  • 理想的な開始時期:妊娠30週頃(8か月)
  • 遅くとも妊娠34週頃までには最低限の準備を完了
  • 理由
    • 早産や急な入院の可能性に備えるため
    • 臨月に入ると移動や買い物が大変になるため
    • 準備が整っていることで、精神的にも安心できる

早めに準備しておくメリット

  • 陣痛や破水時にあわてず行動できる
  • 入院や出産に集中できる心の余裕が生まれる
  • 家族やパートナーにもスムーズにサポートをお願いできる

体調の良いタイミングを見て、少しずつ準備を進めていくのがポイントです。

入院準備の必要性

「出産予定日まではまだ時間があるし、準備はもう少し後でも大丈夫かな…」
そんなふうに思われがちです。

実は、入院準備は“もしも”に備えるための大切なステップ。出産は予定通りに進むとは限らず、突然の陣痛や破水、急な入院に慌てないためにも、事前の準備が欠かせません


入院準備が必要な理由

👜 1. いつ始まってもおかしくない「出産」に備えるため
→ 陣痛や破水は、突然やってきます。特に初産の方は慌てやすいため、準備しておくと安心です。

📝 2. 緊急入院時にも冷静に行動できる
→ 書類や印鑑、保険証などがすぐに持ち出せる状態なら、病院での手続きもスムーズ!

👶 3. 赤ちゃんを迎える気持ちの準備にもつながる
→ バッグを用意しながら、赤ちゃんとの生活をイメージできるようになります。


準備しておいてよかった!先輩ママの声

「破水から始まったお産で、慌てて入院!
でもバッグを用意していたおかげで、冷静に病院へ行けました」(30代・初産)

「入院中に必要なものを全部リストアップしておいたから、家族に持ってきてもらうときもスムーズでした!」(20代・経産婦)


事前の準備は、自分のためだけでなく、家族や病院スタッフとの連携をスムーズにするためにも大切
「まだ早いかな?」と思う時期こそ、入院準備を始めるベストタイミングです。

34週あたりを超えると、赤ちゃんが脂肪を蓄え始めるため、おなかがグッと大きくなります。おなかが大きくなってくると動きにくくなることもあるため、34週あたりまでの早めの準備がオススメです

出産準備バッグの種類

出産に向けて準備するバッグには、目的や使うタイミングに応じて3つの種類があります。
それぞれのバッグに入れるものを分けておくことで、陣痛が始まったときや入院・退院時に、必要なものをすぐに取り出せるようになり、とても便利です。

準備するバッグはこの3つ:

  • 陣痛バッグ:陣痛~分娩のときに使うものを入れる
  • 入院バッグ:分娩後の入院生活で使うものをまとめる
  • 退院バッグ:ママと赤ちゃんが退院するときに必要なものを入れる

「どのバッグに何を入れる?」という点がわかると、荷物も迷わずスッキリ整理できます。
ここからは、それぞれのバッグの役割や中身について詳しくご紹介していきます。

陣痛バッグ

陣痛バッグは、陣痛が始まったときや破水したときにすぐに使うものをまとめておくバッグです。
病院へ向かう際に真っ先に持って行くものが入っているため、玄関や寝室など、すぐに取り出せる場所に置いておくのがポイントです。

主に使うタイミング:

  • 陣痛・破水で病院へ行くとき
  • 分娩前後の短時間の使用

病院に着いてから入院手続きや待機中の時間に必要なものが中心です。

入院バッグ

入院バッグは、分娩後に病室での生活に必要なものをまとめておくバッグです。
出産直後から退院までの数日間、ママが快適に過ごすための衣類や衛生用品、授乳に関するものなどを入れておきます

主に使うタイミング:

  • 分娩後~退院までの入院期間中

陣痛バッグとは別にしておくことで、必要なタイミングで家族に後から病院へ届けてもらいやすくなります。

退院バッグ

退院バッグは、ママと赤ちゃんが退院するときに必要なものを入れておくバッグです。
退院当日に使う服やおくるみ、手続きに必要な書類など、短時間で使うものが中心になります。

主に使うタイミング:

  • 入院生活の最終日(退院日)

退院当日はバタバタしがちなので、あらかじめセットしておくとスムーズに退院の準備ができます

このように、バッグを用途別に分けておくことで、状況に応じて必要なものをすぐに取り出せるようになり、出産前後の慌ただしさを軽減できます。

👜 用途別・出産準備バッグまとめ表

バッグの種類使用タイミング主な目的・役割補足ポイント
陣痛バッグ陣痛や破水で病院へ行くとき陣痛~分娩時にすぐ使うものをまとめる玄関などすぐ持ち出せる場所に置いておくと安心
入院バッグ分娩後~退院までの入院生活入院中の衣類・衛生用品・授乳関連グッズなど、入院生活を快適にするためのものをまとめる家族が後から届けやすいように陣痛バッグと分けておく
退院バッグ退院当日ママと赤ちゃんの退院時に必要な服や書類などをまとめる退院日に慌てないよう、事前にセットしておく

次に、それぞれのバッグに入れる具体的な中身を見ていきましょう!

出産時の陣痛バッグに入れるもの

入院バッグには、病院に着いてから分娩までの間に必要なものをまとめて入れておきます。
病院での待機時間や分娩時は、思っている以上に緊張したり、時間がかかったりすることもあるため、必要最低限のもの+あると安心なグッズを準備しておくのがポイントです。

また、陣痛がいつ始まるかは誰にも予測できないもの。
いざというときに家族に「これを持ってきて」と言わずに済むように、必ず自分で持ち出せるように用意しておくことが大切です。

ここでは、陣痛バッグに入れておきたい代表的なアイテムを4つのカテゴリーに分けてご紹介します。

母子手帳や健康保険証

陣痛が始まって病院に向かったら、まず必要になるのが母子手帳や健康保険証、診察券などの基本的な書類です。
これらは入院手続きや診療の際に必ず必要になるため、忘れずに陣痛バッグに入れておきましょう。

✅ 必ず持っていきたいもの

  • 母子手帳
     妊婦健診の記録や分娩状況の確認に使用されます。
  • 健康保険証
     保険診療の手続きに必須です。
  • 病院の診察券
     かかりつけの産院に提示します。
  • 身分証(運転免許証やマイナンバーカードなど)
     本人確認が必要になることがあります。

💡 ポイント
 書類はすぐに取り出せるように、ポーチやファイルにまとめておくと安心。
 陣痛の痛みで余裕がないときでも、スムーズに受付できます。

入院書類や印鑑

病院によっては、入院時に提出が必要な書類や、記入・捺印を求められる同意書類があります。
あらかじめ病院から渡されている場合は、記入を済ませて陣痛バッグに入れておきましょう

✅ 忘れずに準備したいもの

  • 入院申込書・同意書類
     無痛分娩や立ち会い出産などの同意書があることも。
  • 出産育児一時金の直接支払制度に関する書類
     病院に提出することで、窓口での出産費用の立て替えが不要になります。
  • 印鑑
     書類への押印が必要になる場合があります。シャチハタ不可の病院もあるので注意。
  • ペン(黒)
     急な記入用に1本入れておくと安心です。

💡 ポイント
 書類は母子手帳と一緒にまとめておくのがおすすめ。
 分娩の前後は気が回りにくいので、出産前に記入・確認を済ませておきましょう。

前開きのパジャマ

陣痛から入院が始まると、病院の分娩着に着替えるまでの間や、出産後の短時間で必要になることもあるため、前開きタイプのパジャマを1枚入れておくと安心です。
また、授乳のしやすさを考えて、産後も使えるものを選ぶのがおすすめです。

✅ 前開きパジャマが便利な理由

  • 診察やモニター装着時に着脱がしやすい
  • 出産直後からの授乳に対応しやすい
  • 産後の病室でもそのまま使えるので荷物が減る

💡選ぶポイント

  • 前ボタンやジッパー付きで全開にできるもの
  • ゆったりしたサイズ感で動きやすい素材
  • 春夏は薄手のもの、秋冬は長袖・厚手タイプが◎
前開きパジャマ 画像:楽天市場

助産師お墨付き年中着れるパジャマ!

前開きパジャマを選ぶ際、頭から被るものではなく、上から下までボタンまたはジッパーで開けられるものにしましょう。(入院中は着替えることができず、助産師などに着替えさせてもらうことがあるからです)

📝 ひとことアドバイス
 分娩中に汗をかいたり、汚れる可能性もあるため、1枚は念のため着替えとして入れておきましょう。
 院内の冷え対策として、羽織れるカーディガンや靴下もセットにしておくとさらに安心です。

陣痛に備える便利グッズ

陣痛中、病院に着いてから分娩までの間に、少しでも快適に過ごすために役立つグッズを用意しておくと心強いです。
陣痛の痛みを和らげたり、気持ちを落ち着けたりするために、自分に合ったアイテムをバッグに入れておきましょう

✅ おすすめの便利グッズ

  • アロマオイルやミスト
     香りでリラックス効果を高めるアイテム。陣痛の痛みを和らげるために使えます。
  • ペットボトル用ストロー
     痛みが強くなってきたとき、陣痛の合間に家族に何か飲ませてもらうのに重宝します。
  • ミニ扇風機や携帯扇子
     暑い季節の陣痛中に、体温を下げるために役立ちます。
  • 音楽プレイヤーやイヤフォン
     お気に入りの音楽で気持ちを落ち着けるために。リラックス効果抜群です。
  • 軽食(ゼリーや果物など)
     陣痛前に少し食べておくとエネルギー補充になり、長時間の分娩に備えられます。
  • テニスボール
     マッサージしてもらう際に使用したり、痛いところを押さえてもらう際に使用します。

ペットボトル用ストロー

これは、助産師が認める全ママの必須商品

陣痛の際や、帝王切開ママの手術後に、動くことが辛い時期、家族から水分摂取をさせてもらうことができます!一つでいいので準備しておきましょう!

💡 ポイント
 病院によっては「音や香りの使用制限」がある場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
 また、これらのグッズは、家族やパートナーが持参してもらうことも考え、バッグに軽くまとめておくと便利です。

出産時の入院バッグに入れるもの

入院バッグには、出産後の入院生活で必要なものをまとめておきます。
入院中は、何かと不安な気持ちや体調の変化があるため、快適に過ごせるようなアイテムを用意しておくことが大切です。

ここでは、入院中に必要なものを、カテゴリ別にご紹介します。陣痛バッグとは別にしておくことで、必要なタイミングで家族やパートナーに届けてもらうこともできます。

入院中の必需品

入院中は、病院で過ごす時間が長くなるため、基本的な日常生活を快適に過ごすためのアイテムを準備しておくことが大切です。
特に、体調が不安定な時期には、自分の快適さを保つための必需品を手元に揃えておくことで、安心して入院生活を送ることができます。

✅ 入院中に必要な基本アイテム

  • 洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉、クレンジング、化粧水など)
     普段使っているアイテムを準備しておくと、リラックスできます。
  • タオル(フェイスタオル、バスタオル)
     顔を拭いたり、シャワー後に使うために必須です。
  • スリッパや靴下
     病院内での移動に便利なスリッパや、冷え防止に使える靴下を入れておきましょう。
  • ティッシュ・ウェットティッシュ
     病室やトイレなど、いろいろな場面で活躍します。
  • 入院中のナプキンや産後用ナプキン
     出産後の出血に備えて、必ず準備しておきましょう。
  • イヤフォンや本、雑誌
     退屈しないように、音楽や読書用に準備しておくと時間が過ごしやすくなります。

💡 ポイント
 清潔感を保つためのアイテムや、リラックスできるアイテムを揃えておくことが大切です。
 病院によってはアメニティが揃っていることもあるので、事前に確認しておくと必要最小限で済む場合もあります。

授乳口や前開きのパジャマ

入院中は、授乳のために便利なパジャマが欠かせません。授乳口付きのものや前開きを選ぶことで、授乳しやすく、授乳時間が短縮されます。

出産が初めてのママは、前開きパジャマがあれば授乳口付きパジャマをわざわざ買い足さなくてもOK!赤ちゃんは乳首でおっぱいを飲むわけではなく、乳輪までしっかりくわえたいので、前開きパジャマのほうがくわえさせてあげやすいことも多いです。

✅ 授乳パジャマのポイント

  • 前開きで授乳しやすい(ボタンやジッパー)
  • ゆったりとしたサイズ感(産後のお腹周りにフィットするもの)
  • 柔らかい素材(肌に優しいコットンやガーゼ素材)

💡 アドバイス
 授乳の際に便利な授乳クッションも入れておくと、腰への負担を軽減でき、授乳しやすくなります。

パジャマは、おなかが大きくなり始める妊娠中から、授乳期まで使用できるものを準備するのがオススメ!500円オフや誕生日クーポンなどもある【SWEET MOMMY】というお店をご紹介しておきます。↓

産前から産後まで。長く活躍するマタニティウェア&授乳服

産後ケアグッズ

産後は、身体が急激に変化し、疲れや不調を感じることが多い時期です。リラックスとケアをサポートするグッズを準備しておくことで、産後の回復を助け、快適に過ごすことができます。ここでは、産後ハイからリラックスモードに切り替えるためのアイテムを中心にご紹介します。

✅ 産後のリラックスと回復をサポートするアイテム

  • ホットアイマスク
     リラックスしたいときや、疲れ目を癒すために。目元を温めて気分も落ち着きます。
  • 着圧ソックス&ストッキング
     産後はむくみが出やすいので、血行促進を助ける着圧アイテムが便利です。
  • 貼るホッカイロ
     冷えが気になるときに温めて、身体をリラックスさせるために役立ちます。(陣痛の際にも痛いところをあたためて痛みを緩和するのに役立ちます)

✅ 便利グッズで快適な入院生活

  • 赤ちゃん用ではなく母用トイレに流せるおしりふき
     産後はデリケートな部分に優しく使えるトイレ用おしりふきが便利です。
  • 円盤クッション(病院によっては貸出あり)
     お尻や腰に負担をかけず、快適に過ごすためのクッションです。
  • 抱き枕&授乳クッション
     出産時の痛みを軽減するために抱きしめて使用できる抱き枕、授乳の際にも重宝します。
  • もこもこソックス
     冷え性の人におすすめ。出産用の病衣がワンピースなので、足元を温めるのにぴったりです。

✅ 産後の体調管理や日常生活をサポート

  • モバイルバッテリー
     スマホやカメラの充電が切れないよう、必ず準備しておきましょう。
  • 延長コード
     ベッドから遠いコンセントでも、手元で充電できるように延長コードを持参すると便利です。
  • スマホスタンド
     動画を見ながらリラックスしたいときに、手を使わずにスマホを固定できる便利アイテムです。
  • ノイズキャンセリング機能のあるイヤホン
     産後は周囲の音が気になることもあるので、ノイズを遮断してリラックスできます。

✅ その他、便利なアイテム

  • ピュアレーン(授乳用クリーム)
     授乳時に乳首が痛くならないように、保湿やケアができるアイテムです。
  • ハンドクリーム
     手荒れを防ぐために、しっとりとしたハンドクリームを常備しておくと便利です。
  • お菓子(お夜食用)
     小腹が空いたときに手軽に食べられるお菓子を持参しておくと、夜の時間帯でも安心です。
  • モバイル扇風機
     暑い季節に、温度調整が必要なときに便利です。

✅ 赤ちゃん関連のアイテム

  • 赤ちゃん用の爪切り
     出産後は赤ちゃんの爪が伸びやすいので、爪切りを準備しておくと安心です。生まれたその日に爪を切ることもよくあるほど、赤ちゃんの爪は伸びています。

赤ちゃんの爪切りは必ず必要なものですが、大人用の爪切りでは危険です。どんなものがあるのか、どんなものが使いやすいのか、「赤ちゃんの爪切り」についての記事も参考にどうぞ。

出産後の退院バッグに入れるもの

退院の日は、赤ちゃんと一緒に初めて外に出る特別な日
スムーズに退院を迎えるために、「ママと赤ちゃんの服装」や「必要な書類」などをあらかじめ準備しておきましょう。

退院バッグは、入院中に使う荷物とは別にまとめておくのがポイントです。
家族やパートナーに後から持ってきてもらうこともできるので、必要なものだけコンパクトに準備しておくと安心です。

ママの退院用服

出産直後の体は、妊娠前の状態にすぐ戻るわけではありません。
そのため、退院時のママの服は、ゆったりとしたものを選ぶのがポイントです。赤ちゃんと一緒に写真を撮ることもあるので、「見た目+着心地」を意識して準備しましょう。

✅ 選ぶときのポイント

  • ワンピースやマタニティ用のゆったりパンツスタイルがおすすめ
     お腹まわりに締め付けが少なく、動きやすいものを。
  • 前開きタイプだと授乳にも便利
  • シワになりにくい素材や、着脱しやすい服が◎

💡 冬場は冷え防止にカーディガンなど羽織りものも一緒に。
 足元も冷えやすいので、靴下や柔らかいシューズを用意しておくと安心です。

赤ちゃんの退院用服

赤ちゃんにとっても、初めて外の世界へ出る記念日。可愛くて快適な服を選んであげたいところです。
季節や気温に合わせて、体温調整ができるような服装を準備しましょう。

✅ 退院時に必要なベビー服

  • 短肌着+コンビ肌着(肌着2枚重ねが基本)
  • ツーウェイオールやカバーオール
  • 帽子やおくるみ(季節に応じて)
  • 靴下(冬場や冷える季節)

📷 記念撮影を考えて、お気に入りのデザインやセレモニードレスを用意する方も多いです。
 退院時の移動手段(車、抱っこ、チャイルドシート)に応じた準備もお忘れなく。

退院後に必要な手続き書類

退院後は、出生届や健康保険の申請など、赤ちゃんに関するさまざまな手続きが待っています。
病院でもらえる書類もあるので、紛失しないようにひとまとめにしておくのがポイントです。

✅ 忘れずに持ち帰りたい書類

  • 出生証明書(病院で発行)
  • 出産育児一時金の申請書類(保険によっては病院で対応)
  • 診療明細書・領収書(医療費控除に使える)
  • 母子手帳(記録された内容を確認

出産後に必要な手続きはたくさんあります。期限が決まっているものも多いので、出産前に準備をしておくのがおすすめです。「産後の手続きをスムーズに」の記事も参考に準備しておきましょう。

💡 書類はファイルなどにまとめて管理すると、役所などでの手続きもスムーズです。
 「やることリスト」を書いておくのもおすすめです!

出産時の入院バッグの選び方

出産準備では「何を入れるか」だけでなく、「どんなバッグに入れるか」も大切なポイントです。
陣痛中や入院中、退院時などそれぞれの場面で使うため、バッグの使いやすさや機能性によって、準備や持ち運びのしやすさが大きく変わります

荷物は意外と多くなりがちなので、自分に合ったバッグを選ぶことでストレスを軽減し、スムーズな出産をサポートしてくれます。

この章では、入院バッグを選ぶときにチェックしたいポイントを3つに分けてご紹介します。

サイズと重さで選ぶ

入院中は、荷物を持って移動する機会もあります。重すぎたり、大きすぎると動きにくくなるため、自分にとって扱いやすいサイズ感を選ぶことが大切です。

✅ 選ぶときのポイント

  • バッグは2つ以上に分けるのが基本
     ▶ 陣痛バッグ(すぐ使う物)と、入院バッグ(後で使う物)を分けることで整理しやすくなります。
  • 自分で持ち運べる重さを基準に
     ▶ パートナーがいない場合も想定して、持ちやすさをチェック。
  • 車移動や公共交通機関によって選び方が変わる
     ▶ 車なら大きめでもOK、電車やバスなら軽くてコンパクトに。

使いやすさと機能性で選ぶ

バッグを開けるタイミングは、陣痛中や深夜、体が思うように動かないときもあります。
だからこそ、「使いやすさ」がとても大切です。

✅ チェックしたい機能

  • 口が大きく開くバッグ
     ▶ 中身が見やすく、取り出しやすい。
  • 仕切りやポケットが豊富
     ▶ 細かいものも整理しやすく、すぐに見つけられる。
  • キャリーや肩掛けできるタイプ
     ▶ 両手がふさがらない設計なら、移動時もスムーズです。

素材で選ぶ

バッグの素材によって、軽さ・汚れへの強さ・使い回しのしやすさが変わってきます。

✅ 素材の選び方

  • ナイロンやポリエステル素材:軽くて丈夫、汚れにくい
     ▶ お手入れが簡単で産後も使いやすい。
  • 防水・撥水加工があると安心
     ▶ 雨の日や水濡れ対策にも便利です。
  • 布製トートなどは退院後のお出かけにも◎
     ▶ おしゃれで普段使いしやすいデザインを選ぶと長く使えます。

バッグ選びは「出産準備の第一歩」といえる大切な工程です。
見た目だけでなく、使いやすさ・機能性・素材にも注目して、あなたにぴったりのバッグを見つけましょう!

まとめ

出産は、予測できないことも多く、慌てず安心して迎えるためには事前の準備がとても重要です。

以下のポイントを意識して、無理なく・確実に準備を進めていきましょう。


✅ 準備はいつから?

  • 妊娠7〜8ヶ月頃(28週以降)にはスタートが理想的
  • 臨月に入る前にひととおり揃えておくと安心

✅ バッグは3つに分けて整理

バッグ名使うタイミング主な中身例
陣痛バッグ陣痛時にすぐ使う母子手帳、健康保険証、パジャマ、便利グッズなど
入院バッグ出産後〜入院中授乳用パジャマ、産後ケア用品、洗面用具など
退院バッグ退院時に使う退院用の服(ママ・赤ちゃん)、書類など

✅ バッグ選びのポイント

  • サイズや重さは「自分で持てるかどうか」が基準
  • 使いやすく、機能性のあるものを選ぶ
  • 軽くて丈夫な素材・撥水加工付きが◎

✅ 心と体の準備も忘れずに

  • 産後のケアグッズリラックスできるアイテムも忘れずに
  • 体調や赤ちゃんの様子に応じて、柔軟に追加・見直し

🌸 最後に

「準備しておいてよかった!」と思えるように、少しずつでもコツコツと準備を進めていきましょう。
ご家族やパートナーとも分担しながら、安心して出産の日を迎えられますように。

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