安産の秘訣。陣痛が辛いのは覚悟できても、辛い時間なるべく短くツルっと産んで、早く可愛い赤ちゃんに会いたいですよね。出産に向けてコレはしないほうがいいよ、こうすると早く進みやすいよって秘訣を紹介するので、是非、参考にしてくださいね。
しっかり歩く

ウォーキングは運動の基本。無理なく体を動かせるので、妊婦さんにもウォーキングはもってこいの運動です。
安静などの指示がある場合は禁物ですが、それ以外の方は意識して歩く時間を持ちましょう。特に、もう生まれてもいい37週を超えたら、しっかりたっぷり歩く時間をとるようにします。
37週以降は、おなかが張っても構わないので、どんどん歩きましょう。おなかが張ることで陣痛が起こりやすくなり、赤ちゃんも外に出る準備を整えていきます。
陣痛が始まってからも同じです。陣痛の合間には、どんどん歩くとお産の時間は短くなります。階段の上り下りでもいいし平地でも構わないので、痛みがおさまってる陣痛の合間は歩きましょう。
- 体調が悪いときは無理をしない
- 37週未満は、歩いておなかが張るようなら歩かない
- 寒い時期、暑い時期はショッピングモールを歩くなど、気候も考慮
階段昇降
平地を歩くよりも足が上下に動くので、骨盤周囲からおなか周りの筋肉が刺激され、陣痛を促す刺激になるといわれています。
これも陣痛が始まってからも、陣痛の合間に行うことがお産の時間を短くするので頑張っておこないましょう。
- おなかで足元が見えにくいので、靴をはいて足元に注意
- 普段からエレベーターやエスカレーターを使わず、階段を使うようにする
トイレ掃除や床拭きをする
床掃除は、スクワットのように股関節を柔軟にし、赤ちゃんが下りてきやすく陣痛を促すといわれます。
トイレ掃除も狭い空間ですが、立ったりしゃがんだりをすることで股関節を柔軟にしてくれます。どちらも積極的に取り入れたい家事で、適度な運動になります。
- 立ったりしゃがんだり、おなかが大きいと腰痛を引き起こすこともあるので、体調と相談を
- トイレは狭い空間であることも多いので、ぶつかったりしないよう気を付けて
骨盤ストレッチをする
骨盤周りの血流をよくすることで陣痛を促すのに効果的といわれています。
四つ這いで腰ゆらゆら
- 床に手を膝をつき四つ這いで、膝を肩幅に開く
- そのまま右ふとももの付け根を見るように振り返り、お尻を右にふる
- 今度は左ふとももの付け根を見るように振り返り、お尻を左にふる
- このイメージで腰をゆらゆらふるのを繰り返す
腰は反り返らないように注意しながら、左右行い1回とし10回行います。
あぐらを組む
あぐらを組んで、両ひざに手をのせ息を吸いながら背筋をまっすぐ伸ばし、その後息を吐きながら体を軽く前に倒します。
それだけですが、股関節の柔軟性が高められ、骨盤の出口も広がるので出産に有効だといわれています。
体を温める
血流が促されると陣痛も促進されやすいので、体を冷やさないようにしましょう。体が冷えていると効果的な陣痛も起こりにくいので、お産が長引く傾向があります。
普段から体を冷やす食べ物や冷たい飲み物を控え、体を温めるといわれる「根菜類」や「温かい飲み物」を積極に摂りいれていきましょう。お風呂もゆっくり湯船につかるようにすると陣痛にも効果的です。
陣痛が始まってからも、お風呂であたためて陣痛を強めたり、お風呂が辛い場合はシャワーや足浴も効果的です。
乳輪・乳頭マッサージ
乳輪や乳頭への刺激は、オキシトシンという子宮を収縮させるホルモンが分泌されるので、37週に入るまでは乳輪や乳頭への刺激は避けるようにします。
逆に37週を超え、陣痛がきてほしいときや陣痛を強めたいときなどには、乳輪や乳頭を刺激することがあります。
陣痛が始まってから、しないほうがいいこと
寝込んでしまうことです。
血圧が高かったり、赤ちゃんの心拍を正確に持続測定する必要があったりする場合は、母体や赤ちゃんの命を守るために動けませんが、それ以外は痛くて辛いけど、寝込まないようにしましょう。
結果的に陣痛の合間の頑張りが、痛い陣痛の時間を短くしてくれて、早く赤ちゃんに会える可能性が高まります。
- 陣痛の合間には動く(お散歩や階段昇降)
- 陣痛の合間に破水してなければ、お風呂やシャワー
- トイレにも定期的に行く(膀胱に尿があると赤ちゃんが下がりにくい)
- 陣痛の合間に食事も摂る(ゼリーでも何でもOK!カロリー補給が大事!)
まとめ
出産は、待ちに待った赤ちゃんに会えるまでの道のりです。辛いかもしれませんが、辛い時間を短くできるようイメージして負担にならない程度におこないましょう。
コメント