離乳食を始めようと思ったとき、
「野菜っていつから?」「どれを選べばいいの?」「この固さで合ってる?」
と迷ってしまうママはとても多いです。
特に離乳食初期は、赤ちゃんがまだ上手に食べられない時期。
思うように食べてくれないと、「進め方が間違っているのかな」「うちの子だけ?」と不安になりますよね。
離乳食は、たくさん食べさせることが目的ではなく、食べる力を育てるための練習の時間。
野菜はその第一歩として取り入れやすく、進め方のポイントを知っておくことで、ママの不安もぐっと減ります。
この記事では、助産師の視点から
- 離乳食の基本的な考え方
- 初期の野菜の選び方・調理方法
- 月齢別の固さや形状の目安(写真前提)
- 食べないときの対処法や受診の目安
を、初めてのママにもわかりやすくまとめています。
「これで大丈夫」と安心しながら、赤ちゃんのペースで離乳食を進めていきましょう。
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離乳食の基礎知識

離乳食は、赤ちゃんが母乳やミルク以外の食べ物に少しずつ慣れていくための大切なステップです。栄養を補うだけでなく、「食べる力」を育てることが大きな目的になります。
ここでは、離乳食の基本と、特に初期に取り入れやすい野菜について、助産師の視点でわかりやすく解説します。
離乳食の目的
離乳食の目的は、以下の3つです。
- 食べる練習をすること:舌や口、あごを使って飲み込む力を育てる
- 食べ物の味や食感に慣れること:母乳・ミルク以外の味を知る
- 成長に必要な栄養を補うこと:特に鉄分などを少しずつ補給する
離乳食は「たくさん食べさせること」が目的ではありません。赤ちゃんのペースを大切に進めていきましょう。
離乳食を始める適切なタイミング
一般的に、離乳食は生後5~6ヵ月頃から始めます。次のようなサインが見られたら、開始の目安になります。
- 首がすわっている
- 支えると座れる
- 食べ物に興味を示す(大人の食事を見て口を動かすなど)
- スプーンを口に入れても舌で押し出さない
月齢はあくまで目安なので、赤ちゃんの発達に合わせて判断しましょう。
離乳食初期の野菜の選び方と調理方法

離乳食初期におすすめの野菜
離乳食初期(ごっくん期)は、やわらかく加熱すると甘みが出る野菜がおすすめです。
- にんじん
- かぼちゃ
- じゃがいも
- さつまいも
- 玉ねぎ(しっかり加熱したもの)
これらの野菜はクセが少なく、赤ちゃんが受け入れやすい味です。
離乳食初期に避けるべき野菜
初期には、以下のような野菜は避けるか慎重に進めましょう。
- 繊維が多いもの(ごぼう、セロリなど)
- アクが強いもの(たけのこ、ふきなど)
- 苦味・刺激が強いもの(ピーマン、香味野菜)
離乳食初期の野菜の調理方法
- やわらかくなるまでしっかり加熱する
- 裏ごし・すりつぶしをしてなめらかにする
- 水やだしでのばし、ポタージュ状にする
赤ちゃんがゴックンと飲み込みやすい形状が大切です。
【月齢別】野菜を使った離乳食レシピ
ごっくん期(5~6ヵ月)

ごっくん期の安全面への配慮・観察ポイント
すべて裏ごしして、なめらかな状態にします。
メニュー例
- にんじんペースト
- かぼちゃペースト
- じゃがいもペーストなど
食材に粒や繊維が残らず、ポタージュ状より固くはならないように。むせが続く場合は固さをチェックし、サラッとした状態にしてあげましょう
スプーンの先に食材をのせ口に入れる際、舌で強く押し出してこないか、舌をつかってごっくん出来ているかチェックしてあげましょう
もぐもぐ期(7~8ヵ月)

もぐもぐ期の安全面への配慮・観察ポイント
少し舌触りに慣れるよう、なめらかに裏ごししていたものを粗めにしていきます。
メニュー例
- にんじんと豆腐のつぶし煮
- かぼちゃと白身魚のペースト
- 野菜スープ(みじん切り)など
舌でつぶせるくらいのやわらかさが目安です。水分が少なすぎてパサつかないよう配慮し、丸飲みが多い場合は、やわらかめにしてあげましょう
食べ物をすぐ飲み込まず、一度口の中で止めている。口を閉じて「もぐもぐ」動かそうとしているかをチェック
かみかみ期(9~11ヵ月)

かみかみ期の安全面への配慮・観察ポイント
お口を動かして、少しずつ歯ぐきでかめるようになってきます。
- 野菜のやわらか煮
- 野菜入りおやき
- 野菜と鶏ひき肉の煮物
「かみかみ」は歯ぐきでおこなうので、歯ぐきでつぶせる固さに。野菜の大きさは5~8mm角程度を目安、繊維が多い野菜は繊維を断ち切る切り方を配慮してあげましょう
手づかみで食べ物を口へ持っていこうとすぐ動きがみられたり、食べ物を口の中で移動するような動きがみられるようになります。歯ぐきでかむような仕草があるかもチェック
離乳食の野菜を食べてくれないときの対処法
甘みのある野菜から始める
かぼちゃやさつまいもなど、甘みのある野菜は受け入れやすいです。
好きな味や食材と組み合わせる
おかゆや豆腐など、食べ慣れた食材と混ぜるのも効果的です。
調理法を工夫する
とろみをつけたり、だしの風味を加えたりすると食べやすくなります。
少量から試す
一口だけでもOK。無理に食べさせず、経験を重ねることが大切です。
離乳食の野菜に関するよくある質問
市販の冷凍野菜やベビーフードは使っても良い?
問題ありません。忙しいときは無理をせず、原材料や月齢表示を確認して上手に活用しましょう。
アレルギーに注意すべき野菜は?
トマトやほうれん草などは、体調の良い日に少量から試しましょう。初めての食材は平日の午前中がおすすめです。
野菜以外の食材を入れるタイミングは?
おかゆに慣れた後、野菜、たんぱく質(豆腐・白身魚など)の順で進めるのが一般的です。
受診の目安(こんなときは相談)
離乳食は個人差が大きいため、多少のつまずきは心配いりません。ただし、次のような様子が続く場合は、かかりつけの小児科や地域の助産師・保健師に相談してみましょう。
食べ方・飲み込みに関するサイン
- 離乳食を始めてからも毎回強くむせる・咳き込む
- 固さを戻しても飲み込みづらそうな様子が改善しない
- 食事のたびに苦しそうな表情や泣き方をする
発達面で気になるサイン
- 月齢が進んでも口を閉じて食べる様子がほとんど見られない
- 舌や口を動かそうとせず、丸飲みが続いている
- 手づかみ食べの時期になっても、食べ物に興味を示さない
体調・体重に関するサイン
- 食事量が極端に少ない状態が続き、体重増加が不安
- 食後に嘔吐や下痢を繰り返す
- 特定の食材を食べたあと、じんましん・呼吸の変化・顔色不良などが見られる
ママ・パパの不安も相談のサイン
- 「この進め方で合っているか分からない」と不安が強い
- 食事の時間が大きなストレスになっている
不安を感じた時点で相談することは、決して大げさではありません。早めに専門家と話すことで、安心して離乳食を進められることも多いです。
離乳食を始めると思うように食べてくれない、進まないということが多々あります。次の記事も参考にしてください。

普段から粉ミルクを飲んでいるなら、慣れた味の粉ミルクを利用すると食べてくれることもあります。

まとめ
離乳食は赤ちゃんの成長に合わせて、ゆっくり進めることが何より大切です。野菜は初期から取り入れやすく、食べる練習にもぴったりの食材です。
「食べない」「進まない」と感じるときも、焦らず赤ちゃんのペースを見守っていきましょう。


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